日産・アリアで後悔?やめとけの口コミと評価をライバル車と比較

「アリアって普段使いにも便利なEVなの?」
「価格が高いけど、それに見合う価値や性能はある?」
「充電環境や維持費の面で後悔しないか不安…」

日産の電動SUV「アリア」は、最新のEV技術と先進的なデザインを融合した次世代モデルとして注目を集めています。

一方で、SNSやレビューでは「やめとけ」「期待外れだった」といった意見も散見され、購入を迷っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、アリアの実際の使用感や不満点を中心に、後悔しやすいポイントやライバルEVとの違いを徹底的に掘り下げていきます。

  • アリアで後悔した人の口コミ
  • 買って満足している人のリアルな声
  • よく比較される他車との性能の違い

環境に優しく静粛性に優れた一台ですが、使い方やインフラによっては大きなギャップを感じる人もいます。

この記事を読めば、アリアが本当に自分に合ったEVかどうか、納得のいく判断ができるはずです。

アリアがやめとけと言われる理由は「価格が高い」「充電環境が整っていない」「航続距離に不安がある」の3つ

実際の口コミでは、価格の高さや充電面の不便さ、長距離移動時の不安などに不満を感じる声が多く挙がっています。

ここでは、とくに後悔の声が集中する3つのポイントについて詳しく解説します。

①価格が高い|装備は充実しているが割高感が拭えない

アリアはエントリーモデルでも500万円を超える価格帯で、上級グレードでは700万円近くなることもあります。

装備や内装の質感は高いものの、「コスパが悪い」「同じ価格なら輸入EVも選べる」という声も少なくありません。

補助金を含めても、ランニングコストとのバランスに疑問を持つ人が目立ちます。

EVというだけで価格が割高に感じるという意見が根強くあります。

②充電環境が整っていない|自宅充電がないとストレスになる

アリアを快適に使うには、自宅に200V以上の充電設備が必要不可欠です。

公共の急速充電器は数が限られ、場所によっては常に混雑していたり、故障して使えなかったりするケースも。

「遠出のたびに充電場所を気にしなきゃいけない」「毎回アプリで空き状況を確認するのが面倒」という声も多く見られます。

インフラ整備の遅れが、快適なEVライフを妨げている現状です。

③航続距離に不安がある|実走行ではカタログ値に届かないことも

アリアは一充電あたり最大470km(B6モデル)と公称されていますが、実際の走行ではエアコン使用や走行環境により400kmを下回ることが多いです。

特に冬場や高速道路では電費が大きく低下し、「思ったより早く電池が減る」と感じる人が多くいます。

充電インフラとの相乗効果で、長距離ドライブには不安が残るという声も。

“航続距離の不確実性”が、後悔の大きな原因になっています。

アリアを買って後悔した人の悪い口コミまとめ

アリアに対する不満の声としては、「価格が高すぎる」「充電環境が整っていない」「航続距離が思ったより短い」といった意見が多く見受けられます。

とくに自宅充電設備がないユーザーや、長距離移動を頻繁にするユーザーには不向きという口コミが目立ちます。

後悔した口コミ

ふわふわ感があるかな?
引用元:みんカラ アリアの口コミ


電費は悪い
この時期で5kmを越えない、冬にヒーター付けたら満充電で250kmくらいしか走らないだろうな
引用元:みんカラ アリアの口コミ


街中でのバッテリー容量不足
引用元:みんカラ アリアの口コミ


インフラ整備に課題が残るので航続距離が稼げない点。今は受注ストップしているようです(R5.9月現在)
引用元:みんカラ アリアの口コミ


高速充電以外は充電時間かかり過ぎ
電費がカタログ値の半分しか走らない
室内および荷室等の収納が皆無
DVDすら見れないオーディオ
引用元:みんカラ アリアの口コミ

充電インフラや実用的な航続距離の不足は、アリアを日常的に使ううえでストレスとなる可能性が高く、EVに慣れていないユーザーほど後悔しやすい傾向があります。

アリアを買って満足している人の良い口コミまとめ

一方で、アリアに満足しているユーザーも多く、「走行中の静粛性」「上質な内装と先進技術」「運転支援機能の優秀さ」に高評価が集まっています。

とくにEVとしての滑らかな加速や、メンテナンスコストの低さに満足する声が目立ちます。

満足した口コミ

兎に角、静かなので疲れません。
また、高速では意外と電費が良く7K代です。
幅広の割には小回りが効いて取り回しが楽です♪
引用元:みんカラ アリアの口コミ


一回 EV乗るとガソリン車に戻れないかも⁈
とにかく静かで加速が良いです。
近未来的な所も気に入ってます。
引用元:みんカラ アリアの口コミ


静粛性、シンプルでありつつも上質な内外装、e4orceのコントロール性、リモコンでのリモートパーキング(狭い駐車場で重宝してます)
引用元:みんカラ アリアの口コミ


静粛性があり、加速も最高!
内装、外装 共にデザインも非常にカッコいい!
引用元:みんカラ アリアの口コミ


静かで長距離もプロパイロットのおかげで疲れない
引用元:みんカラ アリアの口コミ

充電環境さえ整えば、静かで快適なEVライフを求める人にとっては、満足度の高い1台となるでしょう。

アリアと「bZ4X」「モデルY」「アウトランダーPHEV」の違いを比較|選ぶならどっち?

アリアを検討する際によく比較されるライバル車としては、「bZ4X」「モデルY」「アウトランダーPHEV」などが挙げられます。

ここでは、それぞれのライバル車と比べて「価格」「充電環境」「航続距離」などにどんな違いがあるのかをわかりやすく比較します。

アリア vs bZ4Xを比較|選ぶならどっち?

比較項目 アリア bZ4X
価格 約540〜720万円 約600万円(リース専用)
航続距離(実走行) 約370〜430km 約350〜400km
充電対応 普通充電・急速充電(CHAdeMO) 普通充電・急速充電(CHAdeMO)

bZ4Xはトヨタ初の本格EVとして登場しましたが、現在はリース専用となっており購入の自由度は限られます。

アリアは航続距離や質感で勝る一方、価格や充電面では決して優位とは言えません。

リースで乗りたいならbZ4X、自由に購入したいならアリアも検討候補すると良いでしょう。

アリア vs モデルYを比較|選ぶならどっち?

比較項目 アリア モデルY
価格 約540〜720万円 約599〜719万円
航続距離(実走行) 約370〜430km 約450〜530km
充電環境 国内充電器中心(CHAdeMO) スーパーチャージャー対応で利便性◎

モデルYはテスラ独自の充電網「スーパーチャージャー」により、充電ストレスの少なさが高評価を得ています。

アリアは国産ならではの安心感やデザイン性に強みがありますが、充電インフラと航続距離ではモデルYが優勢です。

長距離EVユーザーにはモデルY、国内サポートや内装重視ならアリアがおすすめです。

アリア vs アウトランダーPHEVを比較|選ぶならどっち?

比較項目 アリア アウトランダーPHEV
価格 約540〜720万円 約460〜620万円
航続距離(EV航続+ガソリン) 約400km前後 EVモード約80km+HVで1000km以上
充電の自由度 充電環境に依存 ガソリン走行が可能で充電不要も可

アウトランダーPHEVはガソリンでも走行できるため、充電インフラに依存しない点が大きな魅力です。

アリアは完全EVのためインフラ次第で不便を感じる可能性もあり、用途によって評価が分かれます。

充電に不安があるならアウトランダーPHEV、完全EVを体験したいならアリアがオススメです。

アリアをおすすめする人/おすすめしない人

アリアは次世代EVとしての魅力がある一方で、価格・充電環境・航続距離といった点で注意が必要な車種です。

実際の口コミや他車との比較をもとに、アリアがどんな人に向いていて、どんな人にはおすすめできないかを整理しました。

おすすめする人 おすすめしない人
最新のEVデザインや質感を重視したい人 価格に対してコスパを強く求める人
自宅に充電設備がありインフラ面の不安がない人 外出先での充電が多くなる人・遠出が多い人
近距離〜中距離の通勤や街乗りがメインの人 頻繁に高速道路や長距離移動を行う人

アリアは「静粛性・デザイン性・EVらしさ」を求める人にとっては魅力的な選択肢ですが、運用環境に合わないと後悔のリスクもある一台です。

アリアのよくある質問

アリアの実際の航続距離はどれくらいですか?

WLTCの公称はB6(2WD)で470km、B9(2WD)で640km。4WD(e-4ORCE)やタイヤ仕様により460〜610km、上位仕様では560kmの組み合わせもあります(国交省審査値)。一方、実走では季節・速度・空調で差が出やすく、ユーザー電費の傾向は5〜6km/kWh台が中心。目安としてB6(66kWh)で約300〜400kmB9(91kWh)で約350〜500km程度に落ち着くケースが多いです。
カタログ値との差は前提に、走行条件と電費から逆算して見積もるのが安心です。

参考:e燃費|アリアB6 電費投稿

充電インフラは十分に整っていますか?

アリアはCHAdeMOの急速充電に最大130kW対応。ただし実際の設置は50kW級や90kW級が主流で、出力・混雑状況により充電時間が変わります。目安はB6で50kW:約65分/90kW:約45分(0→80%)、B9で90分/60分。日常は自宅200V(6kW)併用が快適です。外出先の空きや出力は公式アプリや地図で事前確認を。
「自宅普通充電+外出先急速」の二本立てが運用のストレスを減らします。

参考:日産公式|航続距離・充電

アリアはどんな人に向いていますか?

静粛性と滑らかな加速、低重心での安定感、先進運転支援を活かせる自宅充電環境のあるユーザーと好相性。通勤や近距離中心でも快適で、休日の中距離ドライブも計画充電で対応できます。
「静かで上質」+「電動の余裕」を生活の質向上に繋げたい人におすすめです。

参考:日産公式|アリア トップ

アリアの価格はなぜ高いと言われるのですか?

価格帯は約659万〜860万円台(東京地区・時期/仕様で変動)。大容量バッテリー、先進安全・快適装備、デザイン/質感にコストが掛かるため割高感を覚える声もありますが、充電環境・走行距離・装備優先度で価値は変わります。
必要装備の優先順位を決め、グレード/オプションを最適化しましょう。

参考:日産公式|アリア 価格・グレード

日常使いには適していますか?

視界や取り回し、静粛性に優れ、街乗りや通勤には適しています。いっぽう長距離では充電計画が必要で、冬場や高速主体では航続距離が短くなる点に注意。自宅6kW普通充電があると使い勝手が大きく向上します。
日常は快適、遠出は「計画充電」で不安を減らすのがコツです。

参考:日産公式|航続距離・充電(運用の目安)