「エアウェイブって街乗り向きの車なの?」
「中古価格が安いけど、買って後悔しない?」
「燃費や維持費の悪さが心配で迷っている…」
ホンダ・エアウェイブは、ステーションワゴンとしての積載性とコンパクトカーのようなサイズ感を併せ持つモデルとして、かつて根強い人気を誇っていました。
しかし近年では、「今さら買うのはやめとけ」という声や、「思ったより維持費がかかる」といったネガティブな口コミも少なくありません。
本記事では、エアウェイブを検討中の方が後悔しないために、実際の口コミをもとにその魅力と欠点を整理します。
- エアウェイブで後悔した人の口コミ
- 買って満足している人のリアルな声
- よく比較される他車との性能の違い
「中古で安く買える」だけで選ぶと、あとから後悔するポイントも少なくありません。
用途に合えばコスパの良い車ですが、古さや燃費の面でギャップを感じる人も多いのが実情です。
この記事を読めば、エアウェイブが自分の使い方に本当に合っているかどうかを見極めるヒントが得られるでしょう。
エアウェイブがやめとけと言われる理由は「燃費性能」「年式の古さ」「安全装備の乏しさ」の3つ
実際の口コミでは、燃費が期待より悪い、設計が古い、安全性能に不安があるといった声が目立ちます。
ここでは、特に多くの後悔ポイントとして挙がる3つの要素について、具体的に見ていきましょう。
①燃費性能|街乗りだとリッター10km台前半と、維持費に不満が出やすい
カタログ燃費ではリッター17km程度とされていますが、実燃費では街乗り中心の場合、10〜12km/L程度という口コミが多く見られます。
特にCVT特有の癖や車重の影響もあり、燃費に不満を感じるユーザーが少なくありません。
同クラスのフィットやカローラフィールダーと比べても燃費性能は見劣りするため、毎日の通勤や送迎で使う人には割高感があります。
②年式の古さ|最終モデルが10年以上前で、経年劣化や部品の不安も
エアウェイブは2010年に販売終了しており、現存する中古車の多くが10年以上前のモデルです。
そのため、ボディや内装の劣化・電装系のトラブルなど、年式相応の不具合リスクがあります。
修理やメンテナンスを前提に購入する必要があり、「安いと思って買ったら維持費で損した」という声も少なくありません。
③安全装備の乏しさ|最新車と比べると不安を感じるレベル
現代の車に搭載されているような自動ブレーキや車線逸脱防止などの先進安全装備は、エアウェイブには搭載されていません。
エアバッグやABSはあるものの、家族を乗せるにはやや心もとないと感じる人も多いようです。
ライバル車であるスバル・インプレッサやトヨタ・プリウスでは、同年式でも安全性能が比較的高いグレードもあるため、安全性を重視する人には物足りなさがあります。
エアウェイブを買って後悔した人の悪い口コミまとめ
エアウェイブは、中古価格の安さや積載性の高さで注目される一方、購入後に「想定外だった」と後悔する声も多く見受けられます。
燃費の悪さや古さに起因するトラブル、安全性能の物足りなさなど、日常使いでの不満が蓄積しやすい傾向があります。
燃費が最近のと比べると、劣る事
最新の安全装置が付いていない事
引用元:みんカラ エアウェイブの口コミ
思っていたよりも燃費が悪い。。。
引用元:みんカラ エアウェイブの口コミ
・ホンダ特有のダッシュボードのフロントガラスへの写りこみのひどさ
・購入したときすでに8万キロ走ってた車だからだったのかジャダーがひどかった
引用元:みんカラ エアウェイブの口コミ
メカ系の信頼性設計がダメダメ。特にCVT。
熱害で逝くイグニッションコイル。
経年劣化ですぐ剥がれるクリアー塗装。
引用元:みんカラ エアウェイブの口コミ
強いて言えば、年数による経年劣化が見られる内装や外装パーツですかね。こちらはケミカル関係で何処まで復活させる事が出来るか楽しみですが(笑)
引用元:みんカラ エアウェイブの口コミ
口コミを見ると、燃費の悪さや年式の古さによる劣化、安全性能の不安といった点で後悔している人が多いようです。
特に毎日の通勤や家族での利用を想定している場合、こうしたデメリットは無視できないポイントとなるでしょう。
エアウェイブを買って満足している人の良い口コミまとめ
一方で、エアウェイブを購入して「買って良かった」と感じているユーザーも一定数存在します。
荷室の広さや車内空間の快適さ、中古価格の手頃さなどが評価され、特定の用途では高い満足度を得ているようです。
・とにかく乗りやすい。
・まあまあ走る。
・荷物一杯積める(車中泊も出来る)。
・後部座席が広い。
・デザインも気に入っている。
引用元:みんカラ エアウェイブの口コミ
たくさん積めます!運転も楽です。
引用元:みんカラ エアウェイブの口コミ
ホンダのロールーフミニバンデザインのステーションワゴンであること
欧州車を思わせる、広大なスカイルーフ
そつなく何でもこなす万能性
アウトドア車としての、SUVをも超える性能
引用元:みんカラ エアウェイブの口コミ
このボディサイズなのに荷室が広い
後部座席を倒すとフルフラットになる
燃費がいい
引用元:みんカラ エアウェイブの口コミ
後席を倒すと完全にフラットに成ることです。
引用元:みんカラ エアウェイブの口コミ
満足している人の多くは、ラゲッジスペースの広さや車内の使い勝手に高評価を付けています。
頻繁な長距離移動や荷物を多く積む使い方をする人には、今でもコスパの高い選択肢といえるでしょう。
エアウェイブと「カローラフィールダー」「フィット」「プリウス」の違いを比較|選ぶならどっち?
エアウェイブを検討する際によく比較されるライバル車としては、「カローラフィールダー」「フィット」「プリウス」などが挙げられます。
ここでは、それぞれのライバル車と比べて「価格」「性能」「用途」などにどんな違いがあるのかをわかりやすく比較します。
エアウェイブ vs カローラフィールダーを比較|選ぶならどっち?
比較項目 | エアウェイブ | カローラフィールダー |
---|---|---|
燃費性能 | 実燃費10〜12km/L | 実燃費15〜18km/L |
年式の新しさ | 2010年で販売終了 | 現行モデルあり |
積載性 | 後席フルフラットで広め | クラストップレベルのラゲッジ容量 |
カローラフィールダーは現行モデルもあり、燃費や安全装備の点で現代基準を満たしています。
一方のエアウェイブは設計が古く、年式や装備面で明確な差があります。
安定した性能と安全性を重視するならフィールダー、価格重視ならエアウェイブも選択肢になります。
エアウェイブ vs フィットを比較|選ぶならどっち?
比較項目 | エアウェイブ | フィット |
---|---|---|
ボディサイズ | 全長4350mm前後 | 全長3950〜4050mm前後 |
取り回しやすさ | やや大きめで街乗りに不向き | コンパクトで扱いやすい |
燃費 | 街乗りで10〜12km/L | 街乗りで15〜20km/L |
フィットはコンパクトで小回りが利き、街乗りや初心者にも扱いやすいのが魅力です。
エアウェイブはサイズがやや大きく、燃費でも劣るため維持費で差が出やすくなります。
街乗りや経済性重視ならフィット、積載性を優先したいならエアウェイブが最適です。
エアウェイブ vs プリウスを比較|選ぶならどっち?
比較項目 | エアウェイブ | プリウス |
---|---|---|
燃費性能 | 街乗りで10〜12km/L | 街乗りで20〜25km/L |
安全装備 | 最小限(ABS・エアバッグ) | 自動ブレーキなど先進装備あり |
価格 | 中古で50万円以下が中心 | 中古でも100万円〜が中心 |
プリウスはハイブリッドならではの低燃費と、安全性能の高さが魅力です。
エアウェイブは価格面では有利ですが、性能面では大きな差があります。
燃費や安全性を重視するならプリウス、初期費用を抑えたいならエアウェイブです。
エアウェイブをおすすめする人/おすすめしない人
ホンダ・エアウェイブは、中古価格の安さや積載性の高さが魅力の1台ですが、年式や燃費・安全性能の面では注意が必要です。
口コミやスペックをもとに、「どんな人に合っていて/そうでないか」を以下の表で整理します。
おすすめする人 | おすすめしない人 |
---|---|
とにかく初期費用を抑えて車を手に入れたい人 | 最新の安全装備を重視する人 |
荷物を多く積みたいがミニバンは大きすぎると感じる人 | 燃費性能を重視して通勤・送迎に使いたい人 |
メンテナンスの知識があり、中古車の扱いに慣れている人 | 車に詳しくなく、経年劣化によるトラブルが不安な人 |
エアウェイブは「安くて荷物が積める車」を求める人には適した1台ですが、燃費や安全性を妥協できるかが判断のカギです。
エアウェイブのよくある質問
エアウェイブの実燃費はどのくらいですか?
エアウェイブのカタログ燃費はおおむね17.0km/L程度ですが、実際の街乗りでは10〜12km/L前後という声が多く、燃費性能にやや不満を感じるユーザーが少なくありません。
特に短距離走行や信号の多い市街地では、燃費の悪さが目立ちやすい傾向があります。
エアウェイブは街乗りに向いていますか?
コンパクトな車体サイズと取り回しのしやすさから、街乗りには一定の使いやすさがあります。
ただし、燃費性能や古さによる快適性の面では不満が出やすい点もあります。
燃費や安全装備よりも積載性やコンパクトさを重視する人には適しています。
エアウェイブの中古車はなぜ安いのですか?
2010年に生産終了しており、年式の古さや先進機能の不足が価格に反映されています。
また、需要も限定的なため、中古車市場では比較的安価で流通しています。
購入後の整備や維持費を考慮しないと、結果的に高くつくこともあります。
どんな人にエアウェイブは向いていますか?
小回りのきくワゴンタイプを求める人や、荷物を多く積む機会が多い人には向いています。
特にアウトドアや買い物など、日常使いで積載量を重視したい層に評価されています。
荷室の広さを活かした使い方をしたい人には、コスパの良い選択肢となり得ます。
エアウェイブの安全性能は問題ありませんか?
基本的な安全装備(エアバッグ・ABSなど)は備えていますが、近年の車にある先進安全機能(自動ブレーキ、車線維持支援など)は搭載されていません。
家族を乗せる用途や長距離運転を重視するなら、安全性能の面でやや不安が残ります。