トヨタSAIはやめとけ?後悔した口コミや不満点、他車との違いも徹底比較

「トヨタSAIって街乗りにも快適なの?」
「ハイブリッドだけど、古くて後悔しないかな?」
「維持費や走行性能に不満が出ないか心配…」

トヨタSAIは、プリウスより上質で、クラウンより手ごろなハイブリッドセダンとして位置づけられ、知る人ぞ知る“通好み”の1台です。

しかし、2017年に販売終了となっており、中古での流通がメインとなっている今、「やめとけ」「後悔した」といったネガティブな声も少なからず見られます。

この記事では、SAIの購入を検討している方に向けて、以下のポイントをわかりやすく解説します。

  • トヨタSAIで後悔した人のリアルな口コミ
  • 実際に満足しているユーザーの評価ポイント
  • プリウスやクラウンハイブリッドとの違いや比較

上質な乗り心地や静粛性を求める人には魅力的な1台ですが、年式相応の古さや維持コストのギャップに戸惑うケースもあるようです。

この記事を読めば、トヨタSAIが自分のライフスタイルに合った選択肢かどうか、しっかり見極められるはずです。

トヨタSAIがやめとけと言われる理由は「燃費が伸びにくい」「年式が古い」「維持費が意外に高い」の3つ

実際の口コミでは、「ハイブリッドにしては燃費がイマイチ」「内装や装備が古く感じる」「思ったより維持費がかかる」といった声が目立ちます。

ここでは、特に多くのユーザーが「やめとけばよかった」と感じた3つのポイントを解説します。

①燃費が伸びにくい|プリウスより重く街乗り燃費は13〜15km/L程度

SAIは2.4Lのハイブリッドシステムを搭載しており、プリウスよりも車重が重めです。

そのため、実燃費は街乗りで13〜15km/L前後と、期待したほど伸びないケースが多く見られます。

「ハイブリッド=低燃費」というイメージで購入すると、燃料費にギャップを感じる人も。

同クラスのガソリン車よりは良好ですが、プリウスのような圧倒的な燃費は期待できません。

②年式が古い|内外装・安全装備ともに時代遅れ感がある

最終モデルでも2017年式であり、現在ではすべての個体が7年以上経過した中古車になります。

内装のデザインやナビシステムは旧世代で、先進安全装備も今の基準では最低限レベル。

「上質なセダン」としての魅力はあるものの、「古さが気になる」という口コミは一定数あります。

特に、現行車に慣れている人にはギャップを感じやすいでしょう。

③維持費が意外に高い|ハイブリッドでも補機類の修理や税金に注意

ハイブリッド車としては安定感のある設計ですが、補機バッテリーやインバーターなどの修理費が高額になるケースも。

また、2.4Lエンジンゆえに自動車税も39,500円とやや高めです。

タイヤやブレーキパーツも高品質な分、交換コストがかさむ傾向があります。

「プリウス感覚で維持費が安いと思ったら痛い目にあった」という声も見られます。

トヨタSAIを買って後悔した人の悪い口コミまとめ

トヨタSAIは静粛性や質感の高さで評価される一方、「燃費が思ったほど伸びない」、「内装や装備の古さが気になる」、「維持費が意外に高い」など、後悔の声も少なくありません。

特に最新の車に慣れている人や、維持コストを重視する人からは慎重な検討を求める声が多く見られます。

後悔した口コミ

・プリウスのように後部座席が倒せない
・ハイブリッドだが燃費重視ではない
・前期は内装が質素にみえる
・前期は1500wコンセントがない
・他人に車聞かれてSAIと言うと?になる点
引用元:みんカラ トヨタSAIの口コミ


燃費を気にしてはいけないハイブリッド
引用元:みんカラ トヨタSAIの口コミ


・酔う
・軽自動車のムーヴより積載できるモノが限られる
引用元:みんカラ トヨタSAIの口コミ


ペラペラのボディ
足回りグニャグニャ
ドア閉めた時の頼りなさ半端ない。ドア薄くね?
smartの方がガッチリしてたよ。本当。剛性感ない。
引用元:みんカラ トヨタSAIの口コミ


やはり古いからなのかあちこち手を入れないと行けない所と車高を下げると直ぐにO2センサーを壊してしまうところ💦
引用元:みんカラ トヨタSAIの口コミ

全体としては、期待よりも伸びない燃費性能や、装備やデザインの古さ修理や補機類の維持費に不満を感じる声が多い傾向にあります。

年式を踏まえたうえで、「購入後にかかる費用」までしっかり検討することが後悔を防ぐポイントです。

トヨタSAIを買って満足している人の良い口コミまとめ

一方で、SAIに満足しているユーザーからは、上質な乗り心地や静粛性を高く評価する声が多く見られます。

プリウスより高級感があり、クラウンほど大きくない「ちょうどいいサイズ感」が好まれる傾向にあります。

満足した口コミ

上質な乗り味、静かで快適。プリウスより断然少ない。
引用元:みんカラ トヨタSAIの口コミ


靜かで燃費よし
引用元:みんカラ トヨタSAIの口コミ


踏めば、加速し、社内の静粛性は高く、燃費は良い。プリウスが持て囃されていたが、この車は本当に良かった。中古価格も安かったし。
引用元:みんカラ トヨタSAIの口コミ


・カッコいい
・車格にして燃費が良い
・(10年前の車だが)装備がもりもり
・作りがしっかりしている
引用元:みんカラ トヨタSAIの口コミ


エクステリアデザイン、インテリアデザイン共に、先進的であり大満足です!
今のトヨタのデザインに、影響を与えた車種だと思います。

静粛性の高さは特筆すべき点。
走行時とても静かだし、クルマからのノイズが入ってきても、その音質がしっとりとしているのです。
ドアガラスの閉まり方が好きです。

2.4Lクラスのセダンとして、ちょうど良い大きさ。
1~2人乗車の多い私にとっては、全長と全幅、もっと小さくていいかもだけど、伸びやかなデザインがいいですね。

全高も、ちょうど良いんじゃないかな。
もっと低いとスタイル良いかもだけど、乗り降りを考えると、この高さなのかなあと。

ウォッシャー液でガラスを洗浄した後、ワイパーの作動タイミングも好きな点で、ウォッシャー液が垂れてきた頃にもう一度ガラスを拭いてくれます。

引用元:みんカラ トヨタSAIの口コミ

快適な乗り心地や高級感のある内装に満足している声が多く、「中古でこの質感ならお買い得」という意見も目立ちます。

落ち着いたセダンを手ごろに手に入れたい人には、今でも十分魅力的な選択肢となるでしょう。

トヨタSAIと「プリウス」「クラウンハイブリッド」「カムリハイブリッド」の違いを比較|選ぶならどっち?

トヨタSAIを検討する際によく比較されるライバル車としては、「プリウス」「クラウンハイブリッド」「カムリハイブリッド」などが挙げられます。

ここでは、それぞれのライバル車と比べて「価格」「性能」「用途」などにどんな違いがあるのかをわかりやすく比較します。

トヨタSAI vs プリウスを比較|選ぶならどっち?

比較項目 トヨタSAI プリウス(30〜50系)
燃費性能 実燃費13〜15km/L 実燃費20〜25km/L
乗り心地・静粛性 セダンらしい上質な乗り心地 軽快だが静粛性はやや控えめ
価格帯(中古) 約50万〜120万円 約40万〜180万円

プリウスは圧倒的な燃費と維持費の安さが魅力で、通勤や街乗りにも適した1台です。

SAIは燃費では劣りますが、静粛性や乗り心地ではプリウスより上質です。

燃費とコスパを重視するならプリウス、快適性と落ち着いた走りを求めるならSAIがオススメです。

トヨタSAI vs クラウンハイブリッドを比較|選ぶならどっち?

比較項目 トヨタSAI クラウンハイブリッド(210/220系)
車格・高級感 上質だが控えめ トヨタのフラッグシップにふさわしい高級感
燃費性能 実燃費13〜15km/L 実燃費15〜18km/L
価格帯(中古) 約50万〜120万円 約150万〜400万円

クラウンハイブリッドは高級感と走行性能を兼ね備えた1台で、装備や先進性も優れています。

一方、SAIは価格の安さと上品な乗り味が魅力で、クラウンほどの重厚感を求めない人におすすめです。

高級感とブランドを求めるならクラウン、コスパと落ち着きを重視するならSAIが適しています。

トヨタSAI vs カムリハイブリッドを比較|選ぶならどっち?

比較項目 トヨタSAI カムリハイブリッド(50/70系)
燃費性能 13〜15km/L 18〜23km/L
装備・安全性 最低限の安全装備(旧世代) Toyota Safety Sense搭載
価格帯(中古) 約50万〜120万円 約120万〜300万円

カムリハイブリッドは現行モデルも含めて選択肢が豊富で、燃費や装備面で優れています。

SAIは落ち着いた雰囲気と価格面の手頃さが魅力ですが、先進性では見劣りします。

燃費と装備の新しさを求めるならカムリ、価格と乗り味のバランスで選ぶならSAIがオススメです。

トヨタSAIをおすすめする人/おすすめしない人

トヨタSAIは、プリウスより上質でクラウンほど高級すぎない“ちょうど良い”セダンを求める人にフィットする1台です。

一方で、年式の古さや維持費、燃費に過度な期待を持つとギャップを感じやすい点もあります。

以下に、どんな人にSAIが向いているか/そうでないかを整理しました。

おすすめする人 おすすめしない人
静かで上質なセダンをリーズナブルに手に入れたい人 燃費や維持費を最優先する人
プリウスより高級感のある車を求める人 先進装備や安全性にこだわる人
街乗り中心で落ち着いた乗り心地を重視する人 最新の内外装や装備を求める人

トヨタSAIは、落ち着いた走りと上質さを手頃に楽しみたい人にぴったりの1台です。

トヨタ SAIのよくある質問

トヨタ SAIの実燃費はどれくらいですか?

トヨタ SAIは2.4Lハイブリッドを搭載しており、街乗りでの実燃費は13〜15 km/L前後という口コミが多いです。プリウス(1.8 L)などと比べると燃費はやや劣りますが、同クラスのガソリン車よりは優秀です。
「ハイブリッドだから燃費が良い」という期待には応えきれない可能性があります。

参考:e燃費|SAI 実燃費データ

今からSAIを買うのは古すぎますか?

SAIは2017年に生産終了しており、現在流通している車両はすべて7年以上前の中古車です。内外装デザインや安全装備は現行車と比べて見劣りする部分があります。
最新装備や高年式車に慣れている人には、古さを感じるかもしれません。

参考:カーセンサー|SAI 口コミ・評価

SAIの維持費は安いですか?

2.4 Lエンジンのため自動車税は年額43,500円。タイヤやバッテリーも中型セダン相応で、年間維持費の目安は約20〜27万円と試算されています。
購入価格が安くても、ランニングコストを見落とすと後悔につながります。

参考:Costmeter|SAIの年間維持費

SAIはどんな人に向いていますか?

静粛性と上質な乗り心地を重視し、クラウンほど大きくなくプリウスより高級感を求める層に適しています。中古価格が手頃なため、落ち着いたハイブリッドセダンを探す人に人気です。
通勤や送迎など、落ち着いた用途での使用には非常に快適な1台です。

参考:トヨタGAZOO|SAI カタログ情報

プリウスやクラウンと比べてどんな違いがありますか?

プリウスより車格と装備が上で、クラウンより価格とサイズが抑えられているのが特徴です。燃費面ではプリウス、装備や走行性能ではクラウンに優位性があります。
先進装備や走行性能を求めるならクラウン、燃費重視ならプリウスが適している場合もあります。

参考:ガリバー比較|SAI vs プリウス