「ピクシススペースって普段使いに便利なの?」
「軽自動車なのに価格が高めって本当?」
「狭さや燃費の悪さで後悔したくない…」
トヨタの軽自動車「ピクシススペース」は、四角いフォルムとコンパクトな取り回しで、街乗りユーザーから一定の人気を集めています。
一方で、SNSやレビューサイトでは「やめとけ」という声も散見され、その理由が気になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ピクシススペースの実際の口コミや評判をもとに、買って後悔した人・満足している人の声を分析しながら、選んで後悔しないための判断ポイントを解説します。
- ピクシススペースで後悔した人の口コミ
- 買って満足している人のリアルな声
- よく比較される他車との性能の違い
用途に合えば高評価の声も多い一方で、実際には使い勝手や走行性能にギャップを感じて後悔している人も見受けられます。
この記事を読めば、ピクシススペースが自分に合った選択かどうか、納得して判断できるはずです。
ピクシススペースがやめとけと言われる理由は「走行性能」「燃費の悪さ」「内装のチープさ」の3つ
実際の口コミでは、加速力の物足りなさや燃費性能、内装の質感に不満を感じる声が多く見受けられます。
ここでは、特に多くの後悔ポイントとして挙がる3つの要素について、具体的に見ていきましょう。
①走行性能|坂道や高速道路での加速に不満が多い
ピクシススペースは街乗りを重視した車種のため、高速走行や登坂性能には不向きという声が目立ちます。
特にフル乗車時や荷物を積んだ状態では、加速が鈍く感じるという口コミが多数。
「合流で怖い思いをした」という意見もあり、頻繁に長距離や高速を使う人には向いていないかもしれません。
NA(自然吸気)エンジンモデルではパワー不足を感じる場面が多く、ターボ付きモデルとの価格差に悩む声もあります。
②燃費の悪さ|軽自動車としては物足りない数値
カタログ燃費では21〜23km/Lとされていますが、実燃費は13〜16km/L程度という口コミが多く見られます。
特に街乗り中心だと10km/L台前半まで落ち込むこともあり、「思ったよりガソリン代がかかる」という不満が上がっています。
同クラスのスズキ・スペーシアやホンダ・N-BOXと比べても、燃費性能では一歩劣る印象です。
燃費重視で軽自動車を選ぶ方には、やや期待外れに感じられる可能性があります。
③内装のチープさ|価格の割に質感が物足りないという声
インパネやドア内張りなどの素材感が安っぽいと感じるユーザーも少なくありません。
収納スペースの工夫はあるものの、全体的な質感においてはコストカットの印象が強く、価格とのバランスに疑問を持つ声もあります。
「中古で買ったけど内装が想像以上にチープだった」という意見も多く、特に普段から質感を気にする方は注意が必要です。
同価格帯で質感の高いライバル車と比較すると、見劣りすると感じる方もいるでしょう。
ピクシススペースを買って後悔した人の悪い口コミまとめ
ピクシススペースに不満を感じたユーザーからは、「走行性能が弱い」「燃費が悪い」「内装がチープ」といった声が多く見られました。
とくに高速道路での加速不足や、実燃費の低さに関する後悔の声が目立ちます。
ターボ仕様でないので、あまり、加速がよくない。少しがっかり。
引用元:みんカラ ピクシススペースの口コミ
・エンジンが非力。(軽なので非力なのは分かりますが、CVTとの相性なのか坂道ではちょっと不満)
・エンジンが最近のTNPに対応していない旧式なので、若干燃費が悪い。
・カクカクモデルなので、フロントガラスが小さいのでちょっと最近の車にしては違和感があるかも。
・室内でのエンジン音がちょっと高め。
引用元:みんカラ ピクシススペースの口コミ
・3500回転以上ではエンジン音が気になる。
・自分にはハンドルが軽すぎる。
・またブレーキフィーリングが不自然でした。
引用元:みんカラ ピクシススペースの口コミ
×発売時期
3年前に発売された車を、新車として今更発売すること。
×軽の販売、修理に経験の少ないトヨタ
トヨタに軽の修理が十分にできるのか心配。いろんな相談や的確で適切なアドバイスや修理には、長い経験がものをいうのではないか。
×快適性や数字を追いすぎ歪んだ車台。
この旧世代のダイハツプラットホームは快適性を追求するあまり、ボディの強度に不利な造形をなしている。イースのプラットホームを見ると、同じ強度であと50㎏は軽くできるのではないか。
×トヨタの戦略からすればありえないが、どうせなら、もっとコストをかけて、見た目を変えるか、スバルのように、スタビライザーを標準装備にしてしまうとかしてほしかった。
安全が売りのトヨタなら、義務付けを前倒ししてでも横滑り防止装置やサイドエアバッグを全車標準にするくらいの気概を見せてほしかった。残念。
私はトヨタの軽販売のやり方、目くじらを立てて全否定するつもりはない。しかし、少なくともこのピクサススペースを100万円を大きく超える金額を出してまで買う気にはなれなかった。
引用元:みんカラ ピクシススペースの口コミ
シフト動作で2からDにするときNに
入ってしまうことが多々ある。
ベンチシートなので後席に行けない。
CVTの高周波音。
ドアが薄い。
加速の弱さや燃費性能の物足りなさ、そして内装の安っぽさは、普段使いや長距離利用で不満につながりやすいようです。
走行性能や質感にこだわる人にとっては、後悔する可能性がある車種と言えるでしょう。
ピクシススペースを買って満足している人の良い口コミまとめ
一方で、ピクシススペースを高く評価しているユーザーも多く、「取り回しの良さ」や「室内空間の広さ」「四角いデザインの可愛さ」などに満足する声が目立ちます。
近距離の街乗りやセカンドカー用途では特に高評価を得ている印象です。
・カクカクモデルなので、男女問わず運転できる。
・燃費もそれなりにイイです。
・室内が広いです。特に天井が高いので窮屈感がない。
・シートは他の軽自動車とは比較ならないくらい座り心地がいいです。
・軽自動車では信頼のあるダイハツなので、安心して乗れる。
引用元:みんカラ ピクシススペースの口コミ
車高が高い・収納が多い・乗り降りしやすい・室内が広い
・室内空間が広い。とくに後席はくつろげる。
・燃費も良い。長距離なら18-19キロ。短距離でも13-15キロ。
前車がプリウスなのでアクセルワークはケチケチ・モードです(習慣って結構身につきます)。
・坂道も意外に登る(少人数の場合)。
NAなので相当厳しいのかと思っていましたが、奥多摩有料道路では普通に先行車についていけました。
・四角いので取り回しが楽。
引用元:みんカラ ピクシススペースの口コミ
ダイハツの軽だけあって、しっかり作ってある感じです!
内装も軽らしからぬ質感があり、プレミアムシートが良い!
やはり「丸」よりは「箱」は使い易いに限ります!
大き過ぎず、小さ過ぎず、丁度良いサイズです!
ワゴンRやパレット、ムーブやタントよりは個性があります!
前期型でのパワーシートの廃止やキーフリーシステムの誤作動の改善がされています!
エンジンの改良、ecoIDLEの導入、低燃費!
メッキグリルが等際立ちます!
トヨタのエンブレム!!
引用元:みんカラ ピクシススペースの口コミ
NAでも十分、走る。
内装がしゃれている。
広い。下手な登録車より。
必要十分。
乗り心地もイイ。
視界の見切りもいいので
すれ違いも安心。
街乗り中心であれば、使い勝手や室内空間に満足するユーザーが多いようです。
コンパクトで扱いやすい軽を探している人には、十分選択肢として検討できるモデルでしょう。
ピクシススペースと「N-BOX」「スペーシア」「ムーヴキャンバス」の違いを比較|選ぶならどっち?
ピクシススペースを検討する際によく比較されるライバル車としては、「N-BOX」「スペーシア」「ムーヴキャンバス」などが挙げられます。
ここでは、それぞれのライバル車と比べて「価格」「性能」「用途」などにどんな違いがあるのかをわかりやすく比較します。
ピクシススペース vs N-BOXを比較|選ぶならどっち?
比較項目 | ピクシススペース | N-BOX |
---|---|---|
価格帯(中古相場) | 40〜90万円 | 70〜140万円 |
走行性能 | 加速力は弱め | 力強くスムーズ |
燃費性能(実燃費) | 13〜16km/L | 17〜21km/L |
N-BOXは走行性能と燃費のバランスがよく、日常使いから遠出までこなせる万能モデルです。
一方、ピクシススペースは価格の安さが魅力ですが、動力性能や燃費でやや劣ります。
走りや快適性を求めるならN-BOXで、コスパ重視ならピクシススペースがオススメです。
ピクシススペース vs スペーシアを比較|選ぶならどっち?
比較項目 | ピクシススペース | スペーシア |
---|---|---|
室内空間 | 狭め(旧世代設計) | 広くて快適 |
燃費性能(実燃費) | 13〜16km/L | 19〜23km/L |
内装の質感 | チープとの声あり | 質感は高め |
スペーシアは広さ・燃費・質感のバランスが取れており、ファミリーユースにも対応します。
ピクシススペースは設計が古く、室内の快適性や燃費で後れを取っています。
家族で使うならスペーシアで、安く気軽に乗るならピクシススペースが適しています。
ピクシススペース vs ムーヴキャンバスを比較|選ぶならどっち?
比較項目 | ピクシススペース | ムーヴキャンバス |
---|---|---|
デザイン性 | やや古め | 女性向けで人気 |
安全装備 | 旧型で簡易的 | スマートアシスト搭載 |
中古価格帯 | 40〜90万円 | 80〜150万円 |
ムーヴキャンバスは可愛らしいデザインと充実した安全装備で、特に女性ドライバーから支持されています。
ピクシススペースは価格面で優位な一方、装備やデザインでは古さを感じさせます。
見た目や安全性を重視するならムーヴキャンバスで、予算を抑えるならピクシススペースがオススメです。
ピクシススペースをおすすめする人/おすすめしない人
ピクシススペースは、価格の安さや取り回しのしやすさを重視する方に適した軽自動車です。
一方で、走行性能や燃費、内装の質感にこだわりたい方にとっては、他の選択肢も検討した方が良いかもしれません。
口コミ・スペック・使い勝手をもとに、「どんなタイプに適しているか/そうでないか」を以下に整理します。
おすすめする人 | おすすめしない人 |
---|---|
とにかく初期費用を抑えたい人 | 走りや加速性能を重視する人 |
街乗り中心で短距離移動がメインの人 | 燃費の良さを最優先にする人 |
コンパクトな軽自動車で十分な人 | 質感や装備にもこだわる人 |
「安くて使える軽」を探している人には魅力的な選択肢ですが、快適性や性能を求めるなら他の車種も検討を
ピクシススペースのよくある質問
ピクシススペースは坂道や高速道路で不安はありませんか?
標準はNA(自然吸気)ですが、上位にターボ仕様(カスタムRS)も設定があります。NAでは坂道や高速合流で加速の弱さを感じる場面がある一方、頻繁に高速道路を使うならターボモデルの検討が安心です。
高速利用が多い方は、ターボ付きグレードの検討がおすすめです。
実際の燃費はどれくらいですか?
カタログ燃費は年式・駆動方式で異なり23.0〜27.6km/L(JC08)。実走では使い方次第で差が出ますが、街乗り中心だと13〜16km/L前後という投稿が多い傾向です。
短距離・渋滞・荷物多めだと数値は下がりやすいです。
内装の質感はどのような印象ですか?
シンプルで実用重視の内装で、収納の工夫はある一方、素材感や質感は価格相応という評価が見られます。高級感を重視する場合は現車確認がおすすめです。
質感重視の方は、試乗と内装チェックで納得感を確認しましょう。
どんな人にピクシススペースは向いていますか?
街乗りや短距離移動が多い方、四角いボディで見切りの良さ・積みやすさを重視する方、取り回しの良さを求める方に向いています。中古相場も手頃で、初めての軽として選ぶ例もあります。
日常の足として実用性を重視するユーザーに使いやすい1台です。
スズキ・スペーシアやホンダ・N-BOXと比べてどうですか?
ピクシススペースは2011〜2017年の設計で、最新のスーパーハイト系(スペーシア/N-BOX)と比べると安全装備や燃費・静粛性などで見劣りする面があります。一方で価格の手頃さや四角い荷室形状の使いやすさが魅力です。
最新装備を重視するなら現行モデル、価格重視ならピクシススペースが有力です。