「MIRAIって街乗りや通勤に使えるの?」
「価格が高いけど、燃費や充電の手間と比べてどうなの?」
「後悔したという口コミもあるけど、水素車って本当にアリ?」
トヨタ MIRAIは、水素で走る次世代の燃料電池車(FCV)として注目を集めており、静粛性・環境性能・デザインなどに惹かれる人も多いモデルです。
しかしその一方で、「やめとけ」「使いづらい」「インフラが整っていない」といった口コミも目立ち、購入には慎重な判断が必要です。
この記事では、MIRAIの実際の口コミをもとに、後悔の原因やEV・HV車との違いをわかりやすく解説します。
- MIRAIで後悔した人の口コミ
- 買って満足している人のリアルな声
- よく比較される他エコカーとの性能の違い
テクノロジーや未来感に魅力はありますが、日常の使い勝手とのギャップで後悔するケースもあります。
この記事を読めば、MIRAIがあなたにとって本当に現実的な選択肢かどうかを見極められるようになります。
MIRAIがやめとけと言われる理由は「水素ステーションの少なさ」「価格の高さ」「使い方の制限」の3つ
口コミを分析すると、「給水素できる場所が少ない」「価格が高すぎる」「旅行や長距離には向かない」といった後悔の声が多数見受けられます。
ここでは、特に多くのユーザーが不満を感じている3つの要因を詳しく解説します。
①水素ステーションの少なさ|インフラが不十分で使える地域が限られる
MIRAI最大の弱点は、水素ステーションの数が非常に限られていることです。
特に地方ではほとんど設置されておらず、「家の近くにステーションがない」「長距離移動中に補給できない」といった声が目立ちます。
現状では東京都・愛知県・一部都市部に集中しており、ライフスタイルが対応エリアに合っていないと後悔する可能性が高いです。
②価格の高さ|新車価格700万円超+補助金頼みの価格設定
MIRAIは先進技術を搭載している分、新車価格が700万〜800万円と非常に高額です。
補助金による実質価格は下がりますが、それでも「この価格でFCVはリスクが高い」という意見が多いです。
同価格帯なら、ハリアーハイブリッドやレクサスNXなど、選択肢が豊富にあるのも比較材料になります。
③使い方の制限|長距離移動や遠出に不向きで、旅行先で困ることも
水素車は補給インフラの関係上、気軽に遠出ができないという制約があります。
「家の近くでは便利だけど、旅行や出張では不安」「行き先が水素ステーションに左右される」といった声も。
使い方が都市部+短距離中心であれば合いますが、それ以外のライフスタイルには不向きな側面があります。
MIRAIを買って後悔した人の悪い口コミまとめ
水素で走る先進的なクルマとして注目されるMIRAIですが、「水素ステーションが少なすぎる」、「価格が高すぎて見合わない」、「実用性に難がある」という不満の声も多く見られます。
環境性能に魅力を感じても、日常使いでの不便さやコスト面に悩まされるケースがあるようです。
水素ガス価格の急激な値上がり、供給箇所が少ない
引用元:みんカラ MIRAIの口コミ
アラウンドビューモニターが無い
シートファンが無い
水素ステーションの分布が偏ってる
引用元:みんカラ MIRAIの口コミ
屋根が低く床が高いため圧迫感がキツい。
後席の頭上がかなり窮屈。
ボンネットが長く平坦なため、左右の角が掴みづらい。
エアコン吹き出し口が縦に狭く、冷風が全然前席に来ない。
水素ステーションが都心でも臨海部しかなくとにかく少ない。臨時休業も多く水素の補給は不便。
引用元:みんカラ MIRAIの口コミ
認定中古車を購入して1年余り、FCスタック故障の表示が出たので修理をお願いしましたが、FCスタック交換に400万円以上と言われ、ロングラン保証内では直せないとのこと。
これから購入を考えている人はやめたほうが良いですよ!
引用元:みんカラ MIRAIの口コミ
水素ステーションが少ない
引用元:みんカラ MIRAIの口コミ
口コミ全体を通して、給水素インフラの不足や高額な車両価格・維持費、積載性の弱さなどが後悔のポイントになりやすい傾向が見られます。
日常使いの利便性やコスパを重視する方には、他の選択肢を含めた比較検討が重要です。
MIRAIを買って満足している人の良い口コミまとめ
一方で、MIRAIに満足しているユーザーからは、静粛性の高さやスムーズな走りに対する高評価が多く寄せられています。
また、ゼロエミッションである点に強い価値を感じ、先進技術を楽しみたいというユーザーには非常に好評です。
外観、インテリア、装備、運転サポート機能、車内の静粛性、加速力、走行安定感などでとても優れている。
引用元:みんカラ MIRAIの口コミ
Zエグゼクティブパッケージでフルオプション‼
乗り心地はオプションの20インチホイールでも良いです。
静粛性が良いのでJBLプレミアムサウンドシステム
で臨場感のある音。
引用元:みんカラ MIRAIの口コミ
モーター駆動ならではの機敏なゼロ加速。
セダンなのにスポーツカーライクなハンドリング。
それでいてとにかく静か。ロードノイズもあまり聞こえてこない。
後席側だけどコンセントが付いてる。
引用元:みんカラ MIRAIの口コミ
遮音性が優れているのですごく静か
引用元:みんカラ MIRAIの口コミ
周りに所有者がいない。
タイヤの音しか聞こえない静粛性。
引用元:みんカラ MIRAIの口コミ
加速性能や先進的なデザイン、環境配慮に満足しているユーザーが多く、「これからの時代にふさわしいクルマ」との評価も見られます。
インフラ環境が整ったエリアに住んでいる方や、革新的な技術に魅力を感じる方にとっては、MIRAIは非常に価値のある選択肢と言えるでしょう。
MIRAIと「プリウス」「bZ4X」「クラウン(ハイブリッド)」の違いを比較|選ぶならどっち?
MIRAIを検討する際によく比較されるライバル車としては、「プリウス」「bZ4X」「クラウン(ハイブリッド)」などが挙げられます。
ここでは、それぞれのライバル車と比べて「価格」「性能」「用途」などにどんな違いがあるのかをわかりやすく比較します。
MIRAI vs プリウスを比較|選ぶならどっち?
比較項目 | MIRAI | プリウス(ハイブリッド) |
---|---|---|
価格帯 | 約710万円(補助金後:500万円前後) | 約320万〜460万円 |
燃費・エネルギー効率 | 水素燃料でゼロエミッション | 実燃費25〜30km/L前後 |
インフラの利便性 | 水素ステーションが必要 | ガソリンスタンドでOK |
プリウスは手頃な価格と高燃費を両立した王道ハイブリッド車として長年の実績があります。
MIRAIは次世代車としての技術的魅力はありますが、価格・インフラ面でのハードルは高めです。
環境志向×日常の実用性ならプリウス、先進技術と未来感を重視するならMIRAIがオススメです。
MIRAI vs bZ4Xを比較|選ぶならどっち?
比較項目 | MIRAI | bZ4X |
---|---|---|
エネルギー方式 | 水素(燃料電池車) | 完全EV(バッテリー電気自動車) |
航続距離 | 約650km(理論値) | 約500km(WLTCモード) |
インフラ環境 | 水素ステーションが必要 | 家庭充電・急速充電に対応 |
bZ4Xはトヨタ初の本格EVとして登場し、インフラの普及状況からも選びやすさがあります。
MIRAIはインフラ面で劣るものの、給水素の時間が短く、航続距離では優位です。
使いやすさと充電環境で選ぶならbZ4X、充填の速さと航続性能を求めるならMIRAIが適しています。
MIRAI vs クラウン(ハイブリッド)を比較|選ぶならどっち?
比較項目 | MIRAI | クラウン(ハイブリッド) |
---|---|---|
ボディタイプ | セダン(FCV) | セダン/SUV(HEV) |
燃費性能 | 水素燃料・ゼロ排出 | 実燃費20〜25km/L前後 |
価格帯 | 約710万円前後 | 約440万〜650万円 |
クラウンハイブリッドは伝統ある高級セダンで、走行性能と燃費、インフラのバランスが良好です。
MIRAIは環境性能で大きく勝りますが、価格や水素供給の不便さがネックです。
実用性と信頼性の総合力ならクラウン、次世代車の先進性を体感したいならMIRAIがオススメです。
MIRAIをおすすめする人/おすすめしない人
MIRAIは、水素社会の未来を担う次世代車としての先進性と環境性能が魅力の1台です。
一方で、水素ステーションの少なさや車両価格の高さなど、一般ユーザーにとっては実用面での課題も多くあります。
ここでは、口コミやスペックをもとに、MIRAIが「どんな人に向いていて/向いていないか」を整理しました。
おすすめする人 | おすすめしない人 |
---|---|
次世代の技術やゼロエミッション車に魅力を感じる人 | 日常的に遠出や地方移動が多い人 |
静粛性・走行安定性を重視する人 | 燃費や維持費のコスパを重視する人 |
水素ステーションが生活圏内にある人 | 積載性や多用途性を求めるファミリーユースの人 |
MIRAIは、次世代のカーライフを先取りしたい人にとって、唯一無二の価値を持つ1台です。
MIRAIのよくある質問
MIRAIの燃料はどこで補給できますか?
MIRAIは水素を燃料とする燃料電池車のため、専用の水素ステーションでのみ補給可能です。都市部には徐々に整備が進んでいますが、地方では利用可能な施設が非常に限られています。
普段の生活圏に水素ステーションがない場合は、日常利用に支障をきたす可能性があります。
MIRAIの価格はどれくらいですか?
グレードによりますが、MIRAIの新車価格は700万円台から(最新の価格は公式で要確認)となります。国や自治体の補助金を活用すれば負担軽減は可能ですが、支給額は地域や時期で変わります。
EVやハイブリッド車と比較すると、価格帯は明らかに高めです。
MIRAIの実用性はどうですか?
静粛性や加速性能は高く評価されていますが、水素タンクの配置により荷室容量が小さく、セダンとしての積載性に制限があります。
アウトドアや多人数での旅行にはやや不向きな面もあります。
MIRAIはどんな人に向いていますか?
環境意識が高く、静かで滑らかな走行性能を重視する都市部ユーザーに向いています。日常的な移動距離が比較的短く、水素ステーションが生活圏にある人には最適な選択肢です。
次世代モビリティを先取りしたい方や、静粛性を重視する方におすすめです。
MIRAIとEV(電気自動車)の違いは何ですか?
MIRAIは水素を燃料として発電し走行する燃料電池車で、EVはバッテリーに蓄電した電気で走行します。EVは自宅充電が可能ですが、MIRAIは水素ステーションが必須です。
インフラ面ではEVの方が現時点では利便性が高いと言えます。