「マークXジオって街乗りにも適してるの?」
「デザインは魅力的だけど、実用性や維持費が不安…」
「中古で買って後悔したという声もあるけど、本当なの?」
トヨタ・マークXジオは、セダンの走行性能とミニバンの実用性を融合させたユニークな3列シート車として2007〜2013年に販売されていました。
高級感ある内装と滑らかな走りが魅力ですが、「やめとけ」「思ったより不便だった」という口コミも散見されます。
この記事では、実際にマークXジオを購入・使用した人の口コミをもとに、後悔の原因や他車との違いを整理しました。
- マークXジオで後悔した人の口コミ
- 買って満足している人のリアルな声
- よく比較される他車との性能の違い
高級感に惹かれて購入したものの、使い方によってはギャップに後悔することもあります。
この記事を読めば、マークXジオが自分のライフスタイルに合うかどうか、冷静に判断できるようになります。
マークXジオがやめとけと言われる理由は「中途半端な設計」「燃費の悪さ」「3列目の使い勝手」の3つ
口コミを調査すると、「セダンにもミニバンにもなりきれていない」「燃費が悪い」「3列目が狭い」といった意見が目立ちます。
ここでは、特に後悔につながりやすい3つの要素を詳しく解説します。
①中途半端な設計|セダンとミニバンの“いいとこ取り”が逆に中途半端との声も
マークXジオはセダンの走行性能と、ミニバンの実用性を両立させようとした意欲的なモデルですが、「どっちつかず」という印象を持つ人も多いです。
「セダンにしては大きすぎる」「ミニバンにしては使い勝手が悪い」といった口コミも見られ、家族用途でも一人乗りでも中途半端と感じるケースがあります。
②燃費の悪さ|2.4L〜3.5Lエンジン搭載で、街乗りでは実燃費が10km/L以下になることも
マークXジオは排気量の大きなエンジンを搭載しており、特に3.5Lモデルはパワーはあるものの、燃費がかなり悪いという評価が目立ちます。
街乗り中心だとリッター7〜9km前後、高速でも10〜12km/L程度とされ、「維持費が思ったよりかかる」と後悔する人も。
燃費性能を重視する人にとってはネックとなる部分です。
③3列目の使い勝手|緊急用レベルの広さで、実質的には5人乗り
一応3列シートを備えていますが、3列目は非常に狭く、荷物置き場として使われることが多いのが実情です。
「大人が乗れるスペースではない」「乗り降りがしにくい」といった口コミも多く、フル乗車を前提とする人には不向きです。
ミニバンとしての実用性を期待するとギャップに後悔する可能性があります。
マークXジオを買って後悔した人の悪い口コミまとめ
マークXジオの購入者の中には、「燃費が想像以上に悪かった」、「維持費が高くつく」といった声が多く見られます。
また、セダンともミニバンとも言い切れない中途半端な車格に不満を持つケースも少なくありません。
特にエアロツアラーは頭数が少ないので、パーツ等が手に入りずらい。
燃費が街乗りで約4km/Lとかなり低い。長距離移動は路面や渋滞状態によるが約11km/L〜14km/L。
引用元:みんカラ toyota mark_x_zioの口コミ
7人乗りだが、実際は5人乗り!
引用元:みんカラ toyota mark_x_zioの口コミ
三列目は他車と比べるとチープで狭い。と言うか狭すぎて使えません。
とても微妙なずんぐりしたデザイン。
引用元:みんカラ toyota mark_x_zioの口コミ
ベンツのSクラスに比べると路面に対するボディーのフラット感がない。サスがいまいち。渋滞にはまると燃費が6.6㎞/L程度。
引用元:みんカラ toyota mark_x_zioの口コミ
V6サウンドがもっとあってもいいと思う。
わかってたけど3列目は狭すぎ。燃費悪い。
引用元:みんカラ toyota mark_x_zioの口コミ
口コミを総合すると、燃費の悪さや高めの維持コストに悩まされる声が目立ちます。
また、「セダンにもミニバンにもなりきれない」という中途半端さに不満を感じる人も多く、実用性や家族用途を重視する人は慎重に選ぶ必要がありそうです。
マークXジオを買って満足している人の良い口コミまとめ
一方で、マークXジオに満足しているユーザーからは、高級感のある内装やしっかりした走行性能に対する評価が多く見られます。
デザインや独自性を重視する人には、他にはない魅力がある車種と言えるでしょう。
スタイリング、インテリア共に満足。ノーマルジオではなく240GエアロツアラーSの2.4リッターでは最上級グレード。エアロツアラーSなので専用の外装に満足。内装も大型イルミネーションで豪華に演出してくれます。ワインレッドのシートに内装の色も赤系統のプラム、木目調のインパネ、運転していても静かで滑らか。どっしりとした運転フィールがいいですね。
燃費もカタログ以上で通勤片道20キロの道のりですが平均15キロマークしてます。いいときは何故か19キロいきます。普通に速度60キロ以上です。本当に(*´-`)車のメーター以外にOBDメーターでも近いくらいの燃費が表示されてますし、間違いないかな。
後は2AZエンジンの持病がでなければいいのだが。まだ症状は出てませんので。
引用元:みんカラ toyota mark_x_zioの口コミ
3.5ℓと6ATのスムーズさ及びトルク感
セダンほどではないが重心が低い
シートの座り心地◎
2、3列目のフルフラット(肨掛け以外)
A/Cのオシャレさ
いい意味で重くて安定してる
長物も詰める
3.5ℓのエアロツアラーSという希少性
色々足回り流用効く
引用元:みんカラ toyota mark_x_zioの口コミ
・車格に対してハイパワーなエンジン
・2列目も幅々
・フルフラットになる荷室
・巊に溢れてない希少性
・落ち着いたインテリア、エクステリア
・とにかく安い割に豪華な装備
引用元:みんカラ toyota mark_x_zioの口コミ
以前は箱スカのプライベートチューナーで色々走行していました。
現在は、長年、マークXジオを満足し所有、また運転しています。
2008年のFF車の240G(ハイグレードタイプ)で、ブラックパールエディションです。2008年車ですが特別仕様車なのでサイドミラーターンランプが標準装備されています。他特別仕様の装飾が施されています。初期型は240Gが自動防眩ミラーが標準装備です。
スタイルが好きです。14年経過しているがホワイトパール塗装が綺麗で状態が良い。さすがトヨタです。室内は後席も含め幅いです。荷室は十分幅く旅行時に沢山積載できます。アタッシュケース 4ケプラス、色々なサイズのバック4ケ積めました。また、釣り竿は長竿、ワンピースの竿も車内に詰めます。ワゴンは便利です。また、高級車の装備が、ほぼ装備されているので、非常に満足しています。これは、マークXの冠を付けたことの大きいメリットだと思います。マークXの冠が無ければ、ここまでの装備は付けていないでしょう。室内防音が良く、走行安定性が高く、シートの固さも良く、本当に長距離走行が楽です。もちろん普段乗りでも楽です。1550㎜の車高は、立体パーキングにも入るし、乗降性も良い。また、座席は普通のもセダンよりも高めに出来るので若干見切りは良く座席位置が高いというのは運転がしやすいです。ちなみに運転席、助手席は電動シートです。後席は幅々ですが、さらに多少リクライニングします。これも高級セダン仕様ですよね。それでいて荷室も幅いです。最近の車は1480㎜の車高が多く、しっかり屈むので、乗り降りは楽ではないので特に感じます。
引用元:みんカラ toyota mark_x_zioの口コミ
・高級感と色気のある内装
・個性的なサイドビュー&純正18インチホイール
・思ったより軽快で安定感のある走り
・天下のトヨタ車だけあって、不安を感じずにドライブできる。
引用元:みんカラ toyota mark_x_zioの口コミ
高級セダンに近い質感や落ち着いた走行性能を評価する声が多く見られます。
特に「個性を求めたい」「あえて定番を外したい」という人にとっては、満足度の高い1台となりやすいでしょう。
マークXジオと「ヴォクシー」「ウィッシュ」「アテンザワゴン」の違いを比較|選ぶならどっち?
マークXジオを検討する際によく比較されるライバル車としては、「ヴォクシー」「ウィッシュ」「アテンザワゴン」などが挙げられます。
ここでは、それぞれのライバル車と比べて「価格」「性能」「用途」などにどんな違いがあるのかをわかりやすく比較します。
マークXジオ vs ヴォクシーを比較|選ぶならどっち?
比較項目 | マークXジオ | ヴォクシー |
---|---|---|
室内空間 | 3列目は狭く実質5人乗り | 広々とした3列で大人7人も快適 |
燃費性能 | 実燃費8〜10km/L | ハイブリッドは15〜17km/L |
維持費 | 税金・部品代がやや高め | 維持費はグレード次第で調整可 |
ヴォクシーはミニバンとしての使い勝手と室内空間が魅力で、ファミリー層に支持されています。
マークXジオは快適性や乗り心地は高いものの、3列目の実用性や燃費で劣ります。
7人乗車や積載重視ならヴォクシー、快適な5人乗りを求めるならマークXジオがオススメです。
マークXジオ vs ウィッシュを比較|選ぶならどっち?
比較項目 | マークXジオ | ウィッシュ |
---|---|---|
走行性能 | 2.4Lの余裕ある加速 | 1.8L/2.0Lで軽快な走り |
燃費性能 | 実燃費8〜10km/L | 実燃費12〜14km/L |
サイズ感 | 全幅1795mmでやや大きめ | 全幅1720mmで取り回しやすい |
ウィッシュはスリムな車体と燃費性能が魅力で、街乗りにも扱いやすいサイズ感が特徴です。
マークXジオは加速力や上質な走りで勝りますが、燃費と維持費では見劣りします。
日常使いと経済性を重視するならウィッシュ、上質な走行感を求めるならマークXジオが適しています。
マークXジオ vs アテンザワゴンを比較|選ぶならどっち?
比較項目 | マークXジオ | アテンザワゴン |
---|---|---|
デザイン性 | ミニバン寄りの落ち着いたデザイン | スタイリッシュで走りを意識した外観 |
走行性能 | 快適重視のマイルドな走り | スポーティで操縦安定性に優れる |
用途 | ファミリーユース中心 | 走りと積載を両立したオールラウンダー |
アテンザワゴンは走行性能とデザイン性を両立したモデルで、運転の楽しさを求める層に人気です。
マークXジオは快適性重視の設計で、運転の楽しさという点ではやや大人しい印象です。
スポーティな走りを楽しみたいならアテンザ、落ち着いた快適性を求めるならマークXジオがオススメです。
マークXジオをおすすめする人/おすすめしない人
マークXジオは、セダンのような上質な乗り心地と3列シートを組み合わせた個性的な1台です。
一方で燃費や維持費といった実用面では、明確なトレードオフも存在します。
口コミやスペックをもとに、「どんな人に向いていて/向いていないか」を以下に整理しました。
おすすめする人 | おすすめしない人 |
---|---|
5人乗りでゆったり快適に移動したい人 | 7人乗車や荷物の積載力を重視する人 |
セダンのような走りと高級感を求める人 | 燃費や維持費の安さを優先する人 |
他人と被らない独自性のある車を選びたい人 | 部品調達や修理コストが気になる人 |
マークXジオは、快適性や高級感、他にはないデザインを求める人にとって唯一無二の存在です。
マークXジオのよくある質問
マークXジオの燃費はどのくらいですか?
カタログ燃費は約12.8km/L(2.4L FF車・10・15モード)ですが、実際の街乗りでは8〜10km/L程度という声が多く見られます。
ガソリン代が気になる方や通勤用としては不向きな場面もあります。
3列目シートは実用的に使えますか?
3列目は簡易的な補助シートとしての設計で、足元のスペースや座面の硬さから長時間の乗車には不向きとされています。
実質的には5人乗りとして使われるケースがほとんどです。
中古価格が安いのはなぜですか?
モデル廃止から年数が経ち、需要が限られることや燃費・維持費面のネックが影響し、中古相場は比較的安めです。
購入時の価格が安くても、維持費が高くつくケースがあるため注意が必要です。
マークXジオはどんな人に向いていますか?
ゆったりとした室内空間とセダンに近い乗り心地を両立しているため、家族4〜5人での移動が中心の方や、ミニバンほど大きな車を求めない方には適しています。
高級感のある内装や静粛性を重視する方には満足度の高い1台です。
維持費はどのくらいかかりますか?
自動車税(2.4L)は年額43,500円で、1.5Lクラスと比べて割高です。タイヤやブレーキパーツも大きめのサイズが必要で、消耗品交換のコストも高めになります。
車両価格の安さだけで選ぶと、維持費の高さに後悔する可能性があります。