「リバティって今から買っても普段使いに困らないの?」
「価格は安いけど、古さや性能面で損しないか心配…」
「維持費や故障リスクで後悔しないか不安…」
日産の3列シートミニバン「リバティ」は、2000年代前半に販売されていたモデルで、現在は中古車市場での流通が中心となっています。
一部では「コスパが良い」「サイズ感がちょうどいい」と評価される一方、SNSやレビューでは「やめとけ」「後悔した」という声も根強くあります。
この記事では、リバティをあえて今選ぶメリットとデメリットを、実際の口コミや現行モデルとの比較を交えながら詳しく解説していきます。
- リバティで後悔した人の口コミ
- 買って満足している人のリアルな声
- よく比較される他車との性能の違い
予算重視で割り切れるなら魅力的な選択肢ですが、古さゆえのリスクも理解しておく必要があります。
この記事を読めば、リバティを選んで後悔するか、それとも納得して買えるかの判断材料が手に入ります。
リバティがやめとけと言われる理由は「古さによる故障」「燃費の悪さ」「安全性能の低さ」の3つ
実際の口コミでは、年式の古さによるトラブルや、燃費・安全装備面の物足りなさに不満を感じる声が多く見られます。
ここでは、とくに後悔の原因となりやすい3つの要素について詳しく解説します。
①古さによる故障|年式が古く不具合が頻発する可能性も
リバティは2000年代前半で生産終了しており、すべての車両が15年以上前のモデルとなります。
年数が経っているぶん、電装系のトラブルやエンジン不調、エアコン故障といった整備コストがかさむケースが多いです。
「納車してすぐ故障した」「修理費が高額だった」という声もあり、安く買っても維持にお金がかかる可能性があります。
古さによるリスクは購入前にしっかり把握しておくべきです。
②燃費の悪さ|1Lあたり8〜10km台で維持費が高くつく
当時の設計ということもあり、リバティの燃費性能は今の基準では非常に劣っています。
実燃費は街乗りでリッター8〜10km前後が一般的で、ミニバンとしては平均以下の部類です。
ガソリン価格が高騰している今、日常使いでは維持費が気になるという声も多数見られます。
燃費の悪さは、乗り続けるうえで確実にネックになります。
③安全性能の低さ|現行モデルと比べて装備が極端に見劣りする
リバティは販売当時の安全基準で作られているため、今の車に当たり前に搭載されている先進安全装備がありません。
自動ブレーキや誤発進抑制装置、車線逸脱警報といった機能は一切非搭載です。
「家族を乗せるには不安がある」「中古でももう少し新しいモデルにすればよかった」という口コミもあります。
安全性を重視するなら要注意な1台です。
リバティを買って後悔した人の悪い口コミまとめ
リバティに対して不満を抱いたユーザーの口コミでは、「年式の古さによる故障」、「燃費の悪さ」、「安全装備の乏しさ」といった意見が目立ちます。
安く買える反面、維持費やトラブル対応で後悔するケースが多いようです。
燃費
引用元:みんカラ リバティの口コミ
パワーは十分あるが、足回りが少し硬めである。
燃費が悪いのが今となって目立つ。
デザインが少し地味であると感じる。
引用元:みんカラ リバティの口コミ
ただ、燃費が悪い、リッター7km行きません。これだけが不満です。
引用元:みんカラ リバティの口コミ
年数が立っている事もありますし、開口部が多いので兎に角、色々な音がします。
後、やはりCVTは1.5リッター以下の車両にしか向かないと思います。
引用元:みんカラ リバティの口コミ
性能もColemanの意匠も満足できるが、とにかく燃費とタイヤが惜しい。
それさえよければ、もう少しがんばれる。
引用元:みんカラ リバティの口コミ
古さに起因するメンテナンスの手間や安全面の不安から、「価格の安さだけで選ぶと後悔する」という声が多く見られます。
リバティを買って満足している人の良い口コミまとめ
一方で、リバティに満足しているユーザーもおり、「広い室内空間」や「乗り心地の良さ」、「中古価格の安さ」を評価する声が多くあります。
「3列シートでゆったり乗れる」「とにかくコスパがいい」といった声も一定数あり、用途が合えば魅力的な選択肢となっているようです。
両側スライドドア+左側オートスライドドアが便利。開口部が大きい。ラットフロアの採用。
シートは後継のラフェスタと比べると、しっかりとしていて座高も高く、長時間の運転も疲れない。助手席と運転席に間がある。セカンドシート床がフラットであるためロングスライドであり、とても広い。
シートアレンジが豊富。
室内は、5ナンバーとは思えないほど 広い。
SRSエアバック、ABS、衝突時に首のダメージを軽減するアクティブヘッドレスト。DVDROMによるナビゲーションシステム、バックビューモニター、TV。スピードメーターは、ファインビジョンデジタルメーター採用。ガラスハッチもあり、利便性抜群。
デザインは、フロントは良い。全体的に落ち着いている。ライダー設定は斬新なデザインである。
走りに関しては、余裕がある。燃費については 当時、燃費基準達成車である。低排出ガス車でもあり、環境への配慮もある。
引用元:みんカラ リバティの口コミ
セレナやノア&ボクシーなどのワンボックスタイプより乗用車感覚で運転でき、いざとなったら7人乗車可能で両側スライドドアで使い勝ったが良いです。エンジンも低速トルクがあってCVTとの相性も良くイイクルマだと思います。
引用元:みんカラ リバティの口コミ
安い価格。これに限ります。
ほかは、、、あまりないです。
しいてあげれば装備充実といったところでしょうか?
ナビパッケージであればバックカメラもつきます。
左リアドアは自動ドアです。それくらいでしょうか。
引用元:みんカラ リバティの口コミ
5ナンバーで日本の道路事情に合ったサイズ。
けっこう力強い走り。
質感が高い内装。
リヤハッチはガラスだけ開けられるのでちょっとした荷物のときは非常に便利。
シートの硬さがほどよく、運転が楽で長距離も疲れない。
乗り降りがしやすい。
引用元:みんカラ リバティの口コミ
・全長のわりに室内広々(3列目も大人が乗れる)
・大きいミニバンに比べ床が低いので、子供や老人の乗り降りがラクチン
・両側スライドドアなので、小さい子供(年少さん3歳)は同じ右側から乗れ得て良し
・左側オートドアなので、両手のふさがったお兄ちゃん(高校生16歳)が乗る時、運転席からドアが開けることが出来て良し
・ファミリー向けに作られているので、ショッピングバックをかけるフックとか、カップホルダー、3列目のエアコン吹き出し口、カーステレオのスピーカーの位置 など行き届いた配慮が良し
・QR20DEエンジン(静かです)とハイパーCVTの良いマッチングでトルク感のある走り
・町乗り9.0kmのOKな燃費
・8年前とは思えない、よく出来たナビ
・リコールがいくつか出ているので、うちのクルマはエンジンコンピュータ・エンジン排気まわり・マフラーが新品!
・シートも硬めで良い感じ
・2列目シートを一番後ろに下げると2列目広々
・走行中、車内は意外と静かで(100系ハイエース比)、CVTミッションとあいまってスムーズ&快適
・乗り降りの容易なクルマなので掃除がしやすい
・ハンドリングや足回りは意外とタイト、ブレーキはかなり良い
・バックビューモニターは思っていた以上に便利
・後部座席のプライバシーガラスも適度に濃くて(中が暗くならない)良し
・後部ドアの窓ガラスハッチが意外と便利
引用元:みんカラ リバティの口コミ
車に多くを求めず、安くて広ければOKという人にとっては、今でも「アリ」な一台として支持されています。
リバティと「セレナ」「ステップワゴン」「フリード」の違いを比較|選ぶならどっち?
リバティを検討する際によく比較されるライバル車としては、「セレナ」「ステップワゴン」「フリード」などが挙げられます。
ここでは、それぞれのライバル車と比べて「価格」「安全性」「維持費」などにどんな違いがあるのかをわかりやすく比較します。
リバティ vs セレナを比較|選ぶならどっち?
比較項目 | リバティ | セレナ |
---|---|---|
価格(中古相場) | 10〜30万円 | 200〜400万円 |
安全性能 | エアバッグ程度 | プロパイロット・自動ブレーキなど充実 |
燃費(実燃費) | 8〜10km/L | 12〜17km/L(e-POWER) |
セレナは最新の安全装備と快適機能が充実した現代的なミニバンで、家族使いにも安心です。
リバティは価格こそ圧倒的に安いですが、安全性や燃費、信頼性の面では大きく見劣りします。
安全性や快適性を重視するならセレナ、予算最優先ならリバティがオススメです。
リバティ vs ステップワゴンを比較|選ぶならどっち?
比較項目 | リバティ | ステップワゴン |
---|---|---|
価格(中古相場) | 10〜30万円 | 150〜350万円(型式による) |
故障リスク | 年式が古くリスク高め | 比較的新しく信頼性が高い |
使い勝手 | 3列目は狭め | 3列目が床下格納できて広々 |
ステップワゴンは室内空間やシートアレンジに優れ、実用性の高いファミリーミニバンです。
リバティは最低限の機能は備えていますが、3列目の狭さや経年劣化の不安が拭えません。
長く使いたいならステップワゴン、コストを抑えて短期使用ならリバティが最適です。
リバティ vs フリードを比較|選ぶならどっち?
比較項目 | リバティ | フリード |
---|---|---|
価格(中古〜新車) | 10〜30万円 | 120〜300万円 |
サイズ感 | ミドルサイズで扱いやすい | コンパクトミニバンで取り回し◎ |
燃費(実燃費) | 8〜10km/L | 15〜20km/L(HV) |
フリードは小回りが利きつつ、室内も広い実用派ミニバンとして高い人気を誇ります。
リバティは価格以外の面で現行モデルに太刀打ちするのは難しく、維持コストもかさみがちです。
燃費や使い勝手を求めるならフリード、とにかく安く3列シートを手に入れたいならリバティがオススメです。
リバティをおすすめする人/おすすめしない人
リバティはコストを抑えられる反面、年式の古さからくる不安要素も多く、選ぶには明確な割り切りが必要です。
口コミや現行ミニバンとの比較を踏まえて、どんな人に向いていて、どんな人には不向きかを整理しました。
おすすめする人 | おすすめしない人 |
---|---|
できるだけ車両価格を抑えたい人 | 安全装備や燃費を重視する人 |
短期間のつなぎとしてクルマを探している人 | 長く安心して乗れるミニバンが欲しい人 |
DIYや整備に詳しく、自分で手を入れられる人 | 修理費やトラブル対応が不安な人 |
リバティは「割り切り」と「整備前提」で選ぶべき1台であり、予算重視のサブ用途には十分アリな選択です。
リバティのよくある質問
リバティの実燃費はどれくらいですか?
当時の公称燃費は10・15モードで10.6〜13.0km/L(仕様により差)。ユーザー投稿ベースの実走では、街乗りでおおむね8〜12km/L前後、高速で10〜12km/L前後という報告が目立ちます(季節・渋滞・4WD等で変動)。
燃費最優先の方には物足りない可能性があります。
故障しやすいって本当ですか?
販売から年数が経っているため、電装・冷却系やゴム/樹脂部品の経年劣化リスクは相対的に高めです。修理時は新品のほかリユース/リビルト(ニッサングリーンパーツ)の活用でコストを抑えられる場合があります。
購入前点検と購入後の予防整備を前提に予算取りを。
リバティはどんな人に向いていますか?
5ナンバーサイズのミニバンで、3列シートと使い勝手の良さが魅力。価格重視で広さを確保したい、短距離の送迎・買い物中心という使い方に向いています。
低予算で3列ミニバンの実用性を重視する人に適しています。
安全性能はどの程度ですか?
当時の設計のため、自動ブレーキや車線維持支援などの先進安全装備は原則未搭載。エアバッグやABS等の基本装備が中心です(グレードにより装備差あり)。
家族の送迎用途なら、装備内容を現車で必ず確認しましょう。
維持費はどれくらいかかりますか?
排気量2.0L級の普通車のため、自動車税・重量税は軽より高め。加えて年式が古い車は「13年超の重課」などで税負担が増え、修理頻度も上がりがちです。保険・燃料・整備を含めた総額での検討が安心です。
「安く買えても維持で嵩む」可能性を見込んで予算を組みましょう。