「ホンダ ビガーって街乗りでも快適なの?」
「価格の割に装備や走行性能はどうなの?」
「維持費やパーツ供給の不安で後悔しないか心配…」
かつてホンダが誇る上級セダンとして登場した「ビガー」ですが、一部では「やめとけ」という声もちらほら聞かれます。
販売終了から長い年月が経った今でも一定の人気を持つ車種である一方、年式の古さや独自構造ゆえのデメリットも少なくありません。
この記事では、ホンダ ビガーのリアルな口コミを元に、後悔の声・満足の声・他車との比較まで徹底的に検証します。
- ホンダ ビガーで後悔した人の口コミ
- 買って満足している人のリアルな声
- よく比較される他車との性能の違い
用途に合えば魅力的な選択肢ですが、古さゆえのギャップに戸惑うケースも少なくありません。
この記事を読めば、ホンダ ビガーを選んで後悔しないための判断ポイントが明確になります。
ホンダ ビガーがやめとけと言われる理由は「部品の入手難」「燃費が悪い」「現代基準に合わない装備」の3つ
実際の口コミでは、パーツ供給の難しさや、維持費の高さ、装備の古さなどに不満を感じる声が多く見受けられます。
ここでは、特に多くの後悔ポイントとして挙がる3つの要素について、具体的に見ていきましょう。
①部品の入手難|生産終了から年数が経ち、修理や整備に苦労する
ビガーは1990年代に生産が終了しており、ディーラーや整備工場でも対応が難しいケースがあります。
特に、ビガー独自の縦置きエンジンや特殊な駆動系は部品の流通が限られており、修理のたびに中古部品を探す手間や費用がかさむことも。
現代車のようなサポート体制を期待すると、後悔につながる可能性があります。
②燃費が悪い|旧式エンジンで街乗りでは10km/Lを下回ることも
当時としては高性能なエンジンでしたが、現代の基準で見るとビガーの燃費性能は劣ります。
特に街乗りでは8〜9km/L程度の燃費という声もあり、日常使いでの維持費が気になるという意見が目立ちます。
ガソリン代が高騰する昨今では不利な要素と言えるでしょう。
③現代基準に合わない装備|快適性・安全性の面で見劣りする
エアバッグや先進安全装備など、現代では標準的な装備がビガーには搭載されていない場合が多いです。
また、ナビやオーディオなどのインフォテインメント機能も旧式のため、利便性を求める人にとっては物足りなさが残るでしょう。
デザインや乗り心地に魅力を感じても、装備面でのギャップに後悔する可能性は否定できません。
ホンダ ビガーを買って後悔した人の悪い口コミまとめ
ホンダ ビガーを購入した人の中には、年式の古さや維持の難しさに不満を感じている声もあります。
特に多いのが「部品が手に入らない」「燃費が悪すぎる」「装備が古くて不便」という意見です。
趣味性の高い車である一方、日常使用では気になるポイントが多く、用途によっては後悔の原因になっているようです。
社外パーツが少ないことでしょうか。当時は多かったのでしょうけど、もう少しチューニング系のパーツが出ていれば文句ありません。アーシング・マフラー・プラグ・エアクリぐらいではこのエンジンはもったいない。。。タコ足とコンピューター(これは出ていますが)くらいは欲しいものですね。まぁATのセダンに速さを求めても仕方ないと言う意見も多いでしょうが、私の性分なので・・・でも外装は至ってシンプル好きです。後は社内が狭いことくらいでしょうか?
引用元:みんカラ ホンダ ビガーの口コミ
市街地走行は燃費が悪い。スポーツモードで加速するともっと燃費が悪い。
ただし、2500CCで平均燃費がリッター8キロなので満足の範囲でした。(ただしタイプSはハイオク仕様です)
全長が長い為、狭い道や都内などでは駐車、取り回しが大変。
4ドアなのに後部座席が非常に狭い。男性の大人4人乗った場合の後部席での長距離はつらい。
この車種全体から見たらハンドルは軽い方です、高速走行も比較的軽い方かも。
市街地のハンドル操作は女性でも問題なく楽です。
真夏の時、エアコンの効きが悪いとよく言われた
しかし前乗っていたアコードよりは効きがいいのであまり気になりませんでした。女性にはちょうどいい効きかもしれません。
運転席の足元側にマフラーが通っているせいか若干熱が感じる
タイプSは足回りのショックが純正でも多少固めです。
引用元:みんカラ ホンダ ビガーの口コミ
・ VIGORという名前。(パンツを想像してしまう。笑)
・ 燃費
・ 10年選手ですので、それなりのメンテナンス&修理が必要。
・ 新型車に比べるとやはり、装備は劣る。
引用元:みんカラ ホンダ ビガーの口コミ
燃費が5KM/Lくらいでした。
当時の駐車場代が3.5万払ってました。
よう維持してたなぁと(笑)
給料のほとんどが、車代に(笑)
引用元:みんカラ ホンダ ビガーの口コミ
思ったより燃費が悪い。
後席が狭い。
サンルーフがなかったら狭苦しい。
引用元:みんカラ ホンダ ビガーの口コミ
口コミを総合すると、パーツの入手難や燃費の悪さ、装備の古さが後悔の大きな原因となっているようです。
とくに日常使いを想定して購入すると、維持費や快適性の面でギャップを感じやすい点に注意が必要です。
ホンダ ビガーを買って満足している人の良い口コミまとめ
一方で、ホンダ ビガーを高く評価しているユーザーも一定数存在します。
走りの良さや上質な内装、希少性の高さなどに魅力を感じ、所有する喜びを語る声が多いのも事実です。
現代の車にはない独特のフィーリングを求めて、あえてビガーを選ぶ愛好家も少なくありません。
①低い車高・伸びやかなボディーライン・端正なフロントビュー、に代表される『スタイル』の善さ。
②ブラックの室内色・適度なウッドの使用など落着いた雰囲気の室内。
③町中でもほとんど見かけない希少性(購入当時でも)。
④ちょっと山道を走るくらいなら不足のないエンジンパワー。
⑤長時間運転しても車中泊してもカラダがあまり疲れなかったこと。
まとめるとこんなところかな・・・ともかく車自体には十分満足してました。
そしてその中でも最も気に入っていたのは①スタイルの善さですね。ビガーに決めた最大の理由もカッコよさでしたから。
引用元:みんカラ ホンダ ビガーの口コミ
1.なんといっても個性的で美しいスタイル。
2.他にはない気持ちよく回る直列5気筒エンジン。
3.豪華な室内。つや消しの木目でしたが控えめな感じが好きでした。
4.2000ccとは思えない加速感。
5.スポーティサルーンのような足回り。
6.4ドアクーペのような室内の雰囲気。
引用元:みんカラ ホンダ ビガーの口コミ
1.よく回るエンジン
直列5気筒エンジンは7千回転まで回ります。
2.2Lにしては加速がいい
当時の2Lにしては速かったと思います。
4千回転を超えるとエンジン音が変わり、なかなか激しい加速をします。
3.木目調
賛否両論ですが、本物木の木目調でした。高級感ありました。
4.乗り心地が良い
長く運転していても疲れません。
5.意外と良いコーナリング
4WDにはかないませんがカーブをすいすい曲がれます。
引用元:みんカラ ホンダ ビガーの口コミ
このクラスのNAにしては速い!長距離でもストレスを感じさせない走り!当時にしてはウッドパネルをふんだんに使い高級感のある室内!純正でもローポジションだが、より車高を落とすとベタベタでカッコイイ☆今流行りのUS仕様ならなおさら超最高☆
引用元:みんカラ ホンダ ビガーの口コミ
5ナンバーサイズいっぱいで、フロントオーバーハングを極めて切り詰めた、ロー&ワイドな美しいスタイル。所有している間決して飽きず、いつ見ても惚れ惚れしていました。現在のホンダには無くなってしまったしまったように思える美的センスのよさです。
内装はインテリアに本物の木を使い、豪華さを感じさせ所有する満足感を味わえました。
全高は1,375mmと低かったのですが、ボンネットも低く前後左右の死角が少なく、見晴らしのいいものでした。
サスペンションには高価なダブルウイッシュボーンが奢られ、低い着座位置もありスポーティな運転フィールでした。
エンジンはホンダらしく高回転までスムーズに吹きあがるスポーティなものでした。
引用元:みんカラ ホンダ ビガーの口コミ
高評価の口コミでは、しっかりした走りやセダンらしい重厚感に満足している人が多い印象です。
趣味性やこだわりを持って選ぶユーザーには、今でも根強い人気がある車種と言えるでしょう。
ホンダ ビガーと「トヨタ クラウン」「日産 セフィーロ」「マツダ ルーチェ」の違いを比較|選ぶならどっち?
ホンダ ビガーを検討する際によく比較されるライバル車としては、「トヨタ クラウン」「日産 セフィーロ」「マツダ ルーチェ」などが挙げられます。
ここでは、それぞれのライバル車と比べて「価格」「性能」「用途」などにどんな違いがあるのかをわかりやすく比較します。
ホンダ ビガー vs トヨタ クラウンを比較|選ぶならどっち?
比較項目 | ホンダ ビガー | トヨタ クラウン |
---|---|---|
価格(中古相場) | 20万〜80万円 | 30万〜120万円 |
走行性能 | 縦置きエンジンで個性あり | FRならではの安定感と上質さ |
快適装備 | 装備は古めで見劣り | 同年代でも豪華な装備が多い |
クラウンは同年代でも快適装備が充実しており、高級感と信頼性が魅力です。
一方、ビガーは独自の縦置きエンジンによる個性が光るものの、装備の古さがネックです。
快適性や上質さを重視する人にはクラウン、個性的な走りを求めるならビガーが適しています。
ホンダ ビガー vs 日産 セフィーロを比較|選ぶならどっち?
比較項目 | ホンダ ビガー | 日産 セフィーロ |
---|---|---|
デザイン性 | アコード派生で落ち着いた雰囲気 | 流麗なデザインと個性が魅力 |
燃費 | 8〜9km/L(街乗り) | 9〜11km/L(街乗り) |
パーツの入手性 | 一部は入手困難 | 比較的流通が安定している |
セフィーロは当時流行した個性的なデザインと比較的安定した部品供給が強みです。
ビガーより燃費性能もわずかに良く、維持面での安心感があります。
維持費や入手性を重視するならセフィーロ、ホンダらしい設計思想に魅力を感じるならビガーがおすすめです。
ホンダ ビガー vs マツダ ルーチェを比較|選ぶならどっち?
比較項目 | ホンダ ビガー | マツダ ルーチェ |
---|---|---|
走行安定性 | FF縦置きで独特の挙動 | FRによるしっかりとした走り |
安全装備 | 基本的な装備のみ | 同年代比では標準的 |
趣味性 | 知る人ぞ知るセダン | 旧車ファンからの支持が厚い |
ルーチェはクラシックな雰囲気とFRらしい操縦性が特徴で、旧車趣味層からの人気があります。
安全装備は現代基準では不十分ながら、当時としては標準的な水準です。
クラシックカー的な魅力を求めるならルーチェ、独自設計を楽しみたいならビガーが向いています。
ホンダ ビガーをおすすめする人/おすすめしない人
ホンダ ビガーは、独自の設計思想とセダンらしい落ち着きあるスタイルが魅力の1台です。
ただし、生産終了から年数が経過していることもあり、購入には用途やメンテナンス環境を見極める必要があります。
口コミ・スペック・使い勝手をもとに、「どんなタイプに適しているか/そうでないか」を整理してみましょう。
おすすめする人 | おすすめしない人 |
---|---|
個性的な車種を探している人 | 最新装備や安全性能を重視する人 |
旧車の雰囲気や独特の走りを楽しみたい人 | 日常的に街乗りで使いたい人 |
整備環境が整っている・自分でメンテできる人 | 修理や部品入手に手間をかけたくない人 |
ホンダ ビガーは「通好みの1台」であり、愛着を持って接することで真価を発揮する車です。
ホンダ ビガーのよくある質問
ホンダ ビガーって街乗りでも快適なの?
ホンダ ビガーはかつての上級セダンだけあり、乗り心地や静粛性には定評がありますが、現代の車と比べると装備や取り回しの点で快適とは言いづらい側面もあります。
特に燃費性能や小回り性能の面では、日常使いでストレスを感じるケースもあります。
ホンダ ビガーの燃費はどれくらいですか?
ビガーの燃費は街乗りで8〜9km/L程度という声が多く、長距離でも10km/L前後が一般的です。旧式エンジンのため、近年の車と比べると燃費性能は大きく劣ります。
ガソリン価格が高騰する中では、維持費の負担が気になるポイントです。
部品の供給は今でも受けられますか?
ビガーは1990年代に生産終了しているため、純正部品の在庫は限られており、ディーラーでは対応が難しいこともあります。中古パーツや流通在庫に頼る必要があるのが現状です。
メンテナンスのたびにパーツを探す手間や費用がかかる点には注意が必要です。
ホンダ ビガーにはどんな魅力がありますか?
直列5気筒エンジンや縦置きFFという独自構造、上質な内装など、当時のホンダらしいこだわりが詰まっています。デザイン性や静粛性を重視する方には一定の支持があります。
「今では味わえない個性」を求める人には魅力的な一台です。
どんな人にホンダ ビガーは向いていますか?
現代車の利便性よりも、独自性やレトロな雰囲気を楽しみたい人、整備や維持管理に手間をかけられる愛好家向けの車種です。日常使いよりもセカンドカーとしての需要が高い傾向です。
趣味性の高い車を探している人には、検討する価値のある選択肢です。