「プリウスαって街乗りにもロングドライブにも使いやすいの?」
「価格や燃費は魅力だけど、古さや性能面で後悔しないかな?」
「維持費や安全性が不安で、失敗しないか心配…」
プリウスαは、プリウスの燃費性能と信頼性を受け継ぎながら、3列シートや広い荷室を備えたワゴンタイプのハイブリッド車です。
ファミリー層やビジネス用途でも人気を集めましたが、販売終了から時間が経過しており、「やめとけ」「買って後悔した」といった声も増えてきています。
この記事では、プリウスαに関する後悔の口コミやネガティブな意見をもとに、購入前に知っておきたい注意点を詳しく解説。
また、満足しているユーザーの声や、他のハイブリッド車(シエンタ・フリード・プリウスなど)との違いも比較しながら評価していきます。
- プリウスαで後悔した人の口コミ
- 買って満足している人のリアルな声
- よく比較される他車との性能の違い
燃費と積載力のバランスに優れた1台ですが、古さや機能面の弱点で後悔するケースもあります。
この記事を読めば、プリウスαが今選ぶべき車なのかを客観的に判断できるはずです。
プリウスαがやめとけと言われる理由は「年式が古い」「3列目が狭い」「安全装備が物足りない」の3つ
実際の口コミでは、設計の古さや実用面の制限、安全性能の弱さに対する不満が目立ちます。
ここでは、購入後に「やめとけばよかった」と後悔されやすいポイントを3つに絞って解説します。
①年式が古い|販売終了から時間が経ち、陳腐化が否めない
プリウスαは2011年に登場し、2021年に販売終了となっています。
そのため、中古での選択肢が中心となり、インフォテインメント系や内装のデザインはどうしても古さが目立ちます。
「今さら感」があるという口コミも多く、最新装備を求める人には不向きです。
特に若い層には、デザインや機能面で物足りなさを感じる可能性があります。
②3列目が狭い|実質2列目+荷室として使われるケースが多い
プリウスαには7人乗り仕様がありますが、3列目シートは狭く、短距離でも大人が快適に座るのは難しい構造です。
「子ども専用」「緊急時だけ使える」といった声が多く、実用的な7人乗りとは言い難いのが実情です。
3列目を荷室として使う前提なら問題ありませんが、フル乗車を前提に選ぶと後悔する可能性があります。
③安全装備が物足りない|現行の基準では機能不足が否めない
プリウスαはToyota Safety Sense非搭載の年式も多く、自動ブレーキや車線逸脱警報などの先進安全装備が不足しているグレードも存在します。
「今の軽自動車の方が安全装備が充実している」という口コミもあり、安全面の遅れが不安材料として挙げられています。
ファミリー用途や長距離運転を想定する人は、安全装備の確認が必須です。
プリウスαを買って後悔した人の悪い口コミまとめ
後悔しているユーザーの多くは、設計の古さや3列目の狭さ、安全装備の物足りなさに不満を感じています。
「内装が時代遅れ」「3列目はほとんど使えない」「最新の安全機能がついていない」といった声が目立ち、特にファミリー用途で購入した人からの後悔の口コミが多く見られます。
今の車に求められる快適性や安全性を期待して選ぶと、ギャップを感じてしまう可能性があります。
この値段でこの内装?安っぽいし、ドア薄い
やはり、3列目シートは狭い!緊急用ですね。普段は折り畳んでラゲッジスペースです。
内装がプラスチックでチープです。
また傷付きやすい。
エアコンパネルの操作が勝手悪い。
燃費を稼ぐ為でしょうが、ドアやルーフの鉄板が薄く、すぐヘコミそう。
走ってて楽しいと思わない。
ハイブリッド車の欠点ですが、冬季での街乗りでは水温が上がらず暖房を使用するとエンジンが回る為、燃費がかなり落ちます。その為シートヒーターがあると良いと思います。(中古なのでオプション選択出来ませんでしたが)
燃費が高速でも思ったより伸びない。
ダサい、保険料高い、思ったより燃費伸びない
後悔の声は「年式の古さ・3列目の狭さ・安全性の物足りなさ」に集中しています。
最新の快適装備や安全機能を重視する人にとっては、慎重な比較検討が必要なモデルです。
プリウスαを買って満足している人の良い口コミまとめ
満足しているユーザーは、燃費の良さと積載力の高さを高く評価しています。
「荷室が広くて便利」「ハイブリッドで燃費がいい」「長距離でもストレスが少ない」といった声が多く、ミニバンほど大きくない車体でしっかり積める点が好評です。
また、トヨタ車らしい信頼性の高さから、「長く乗れる車」として選ばれる傾向があります。
ワゴンとしては燃費がよい。
デビューしてから年数が経過していますが、後期モデルのデザインの古さを感じません。(個人的な意見です)
福岡市内のストップアンドゴーの環境でも15〜16km/L走る燃費の良さは財布にも優しいです。
荷物(ゴルフバック4つ)も楽に載せれるので重宝しています。
11年24万キロ乗ったが、故障はほぼなし。
駆動用バッテリーは一度も交換しなかった。補助バッテリーは一度交換。
ブレーキはパッドもディスクも結局一度も交換せず。
年3回のオイル交換以外は、メンテナンスにお金があまりかからず、とにかく優秀な車だった。
・Gチューンブラックなので、内装色が黒
・全席広くて高くてとても快適
・特に後席を一番後ろまで下げると広々
・車格も大きすぎず小さすぎず
・前方の見切りが良く、感覚がつかみやすい
・何と言っても燃費が良い(夏冬18km/L,春秋21km/L)
・ラゲッジスペースも広く、フロア下にも結構スペースがある
・16インチでも乗り心地も良く、全く不満なし
・メーターも見やすく、フルデジタル
燃費にびっくり 先日仙台七夕まつりを見に行った時往復で約800km位走行しましたが平均燃費24km/Lでした エスティマハイブリッドの倍近く走りました。
高評価の共通点は「燃費性能・荷室の広さ・信頼性」です。
荷物や人をよく乗せる人・燃費を重視したい人にとっては、プリウスαは今でも十分に魅力のある選択肢です。
プリウスαと「ホンダフリード」「トヨタシエンタ」「トヨタプリウス」の違いを比較|選ぶならどっち?
プリウスαを検討する際によく比較されるライバル車としては、「ホンダフリード」「トヨタシエンタ」「トヨタプリウス」などが挙げられます。
ここでは、それぞれのライバル車と比べて「価格」「性能」「用途」などにどのような違いがあるのかを、わかりやすく比較していきます。
プリウスα vs ホンダフリードを比較|選ぶならどっち?
比較項目 | プリウスα | ホンダフリード |
---|---|---|
3列目の快適性 | 大人には狭く、短時間向きです | ミニバン設計で大人も座れます |
燃費性能(HV) | 26.2km/L(JC08) | 20.9km/L(WLTC) |
安全装備 | グレードにより非搭載です | Honda SENSINGを全車に標準装備しています |
フリードは室内空間や安全装備に優れており、ファミリーユースに最適な1台です。
一方、プリウスαは燃費やラゲッジ容量が魅力ですが、3列目や装備の古さが気になるポイントです。
安全性や実用性を重視するならフリード、積載力と燃費を優先するならプリウスαがおすすめです。
プリウスα vs トヨタシエンタを比較|選ぶならどっち?
比較項目 | プリウスα | トヨタシエンタ |
---|---|---|
車両サイズ | 全長4,630mmのワゴンです | 全長4,260mmのコンパクトミニバンです |
3列目の使いやすさ | 狭くて短距離向きです | 簡易的ですがシートアレンジは柔軟です |
装備の新しさ | 旧式のナビや操作系が多いです | 最新のToyota Safety Senseを搭載しています |
シエンタは扱いやすいサイズ感と先進装備により、街乗り向けのミニバンとして高い人気を誇ります。
一方、プリウスαは居住性よりも荷室スペースを重視した使い方に適しています。
最新装備や取り回しを重視するならシエンタ、燃費と積載性を求めるならプリウスαがおすすめです。
プリウスα vs トヨタプリウスを比較|選ぶならどっち?
比較項目 | プリウスα | トヨタプリウス(現行型) |
---|---|---|
室内の広さ | 荷室が広く、5人+荷物に適しています | 2列5人乗りで後席はやや狭いです |
燃費性能 | 26.2km/L | 32.6km/L(最新Zグレード) |
装備の充実度 | 設計が古く、機能は控えめです | 先進の安全・快適装備が充実しています |
プリウスは最新の安全装備や高い燃費性能を備えており、通勤や都市部での使用に適しています。
一方、プリウスαは荷物を多く積める点で、アウトドアや多人数での移動に強みがあります。
最新装備と燃費性能を重視するならプリウス、広い荷室と実用性を重視するならプリウスαがおすすめです。
プリウスαをおすすめする人/おすすめしない人
プリウスαは燃費性能と積載力のバランスに優れたハイブリッドワゴンですが、年式の古さや安全装備の不足といった点で、合わないと感じる人もいるかもしれません。
口コミ・スペック・使い勝手をもとに、どのような人に向いているか/向いていないかを以下に整理しました。
おすすめする人 | おすすめしない人 |
---|---|
燃費と荷室の広さを両立した中古車を探している人 | 先進安全装備を重視するファミリーユーザー |
3列目を荷室メインで使うアウトドア志向の人 | 7人フル乗車を前提にしたミニバンを求める人 |
予算を抑えて信頼性のあるハイブリッドを選びたい人 | 最新のデザインや機能性を重視する若年層 |
プリウスαは「積載性・燃費・信頼性」を重視する実用派の方に適した1台です。
プリウスαのよくある質問
プリウスαの実燃費はどのくらいですか?
口コミでは、街乗りで17〜20km/L、高速道路では20〜23km/L程度が多く、ワゴンタイプとしては優秀な燃費性能です。
ただし、バッテリーの劣化やメンテナンス状況によって燃費が落ちるケースもあるため、中古購入時は注意が必要です。
「都市部で18-20km/L。 青森市まで無補給でいけたので、心強かった。」
参照元:プリウスαの燃費 (給油情報 36,558件) – みんカラ
プリウスαの3列目シートは実用的ですか?
7人乗り仕様の3列目は大人には窮屈で、長距離には不向きとの意見が多く見られます。
「子ども用」「荷物スペースとして使う」と割り切るユーザーが大半で、頻繁にフル乗車を想定している方には不向きです。
「3列目は非常用と考えた方が良いと思います。」
参照元:『車についての質問ですが、トヨタのプリウスαを買おうと…』 トヨタ プリウスα のみんなの質問
プリウスαの安全性能は十分ですか?
初期モデルは先進安全装備がほとんどなく、後期型でもToyota Safety Senseの初期バージョンが一部グレードに搭載されているのみです。
自動ブレーキ非搭載の車両もあるため、ファミリーユースや長距離移動を考えている方は装備の確認が必須です。
「Toyota Safety Sense C(衝突回避支援型)は一部グレードに搭載」
参照元:プリウスα | 安全性能 | 熊本トヨペット
プリウスαとシエンタ・フリードとの違いは?
プリウスαは5人乗り+大容量荷室 or 7人乗り仕様で、低重心で走行安定性が高いのが特徴です。
一方、シエンタやフリードはスライドドア付きで乗降性に優れており、子育て世帯にはそちらが人気です。
「プリウスαは全長4,665mm・全高1,600mmのワゴンスタイル」
参照元:フリードとプリウスαを比較|中古車のガリバー
プリウスαの中古車は買い得ですか?
状態が良ければコスパは悪くありませんが、バッテリーの劣化や年式による装備差に注意が必要です。
特にハイブリッドバッテリーの保証内容や交換歴は事前に確認しておくと安心です。
「プリウスのバッテリー交換費用の目安は、駆動用バッテリーの場合は10万円~20万円が目安です。補器バッテリーの交換費用の場合は2万円~4万円が目安です。リビルト品を使うのか、プリウスの型式などによって金額に幅があります。」
参照元:プリウスのバッテリー交換、費用と時期の目安を整備士が解説 – 新車情報の車ニュースを配信中 – 中古車のガリバー