「ハイラックスって街乗りにも適してるの?」
「価格が高いけど、本当にその価値はあるの?」
「維持費や取り回しの難しさで後悔しないか心配…」
トヨタ・ハイラックスは、日本では数少ないピックアップトラックとして、高い走破性と積載力が魅力の1台です。
一方で、その特異なボディサイズや扱いづらさから、「やめとけ」「後悔した」といった否定的な意見も多く見受けられます。
この記事では、ハイラックスに関するネガティブな口コミや後悔ポイントを深掘りし、購入前に注意すべき点を明らかにします。
また、満足して乗っているユーザーの声や、ライバル車との比較を通して、ハイラックスの実力を総合的に評価していきます。
- ハイラックスで後悔した人の口コミ
- 買って満足している人のリアルな声
- よく比較される他車との性能の違い
用途に合えば非常に頼れる一台ですが、見た目だけで選ぶと後悔するリスクもあります。
この記事を読めば、ハイラックスが本当に自分に合った車かどうかをしっかり見極められるようになります。
ハイラックスがやめとけと言われる理由は「全長が長い」「乗り心地が悪い」「維持費が高い」の3つ
実際の口コミでは、サイズの大きさや運転のしづらさ、維持コストの高さといった点に不満を感じる声が多く挙がっています。
ここでは特に後悔の多い3つのポイントについて詳しく見ていきましょう。
①全長が長い|街中や駐車場での取り回しに苦労する声が多数
ハイラックスの全長は5.3mを超えており、日本の一般的な駐車場では収まりきらないケースも少なくありません。
「立体駐車場に入らない」「狭い道でのすれ違いがストレス」といった口コミも多く、特に都市部での使用には不向きです。
日常使いで不便さを感じるという声が、購入後の後悔に直結しています。
普段から小回りが必要な環境では、慎重な検討が必要です。
②乗り心地が悪い|商用トラックベースのため長時間移動が疲れる
ハイラックスは荷物を積むことを前提としたリアリーフサスを採用しており、乗り心地はかなり硬めです。
「跳ねる」「長距離で疲れる」「後席が特に不快」といった声が多く、家族利用では不満が出がちです。
舗装路メインで使う場合には、快適性の低さが気になるポイントとなります。
オフロード重視の設計ゆえのデメリットと言えるでしょう。
③維持費が高い|ディーゼル特有の税金・メンテ代が負担に
ハイラックスは2.4Lディーゼルターボを搭載しており、燃料代は抑えられるものの、自動車税や重量税が高めです。
また、タイヤ・オイルなどの消耗品もトラックサイズであるため交換費用が高くつきます。
「車検で10万円以上かかった」「想像以上に維持費がかかる」といった口コミも多数あります。
維持費の高さに驚き、後悔するケースも少なくありません。
見た目や迫力だけで選ぶと、長期的な出費に苦労する可能性があります。
ハイラックスを買って後悔した人の悪い口コミまとめ
後悔派は街乗りでの不便さと商用車並みの快適性の低さが想像以上だったと述べています。
特に全長5.3m超の取り回しと硬いリアリーフサス、そしてトラック並の維持費が重なり「コスパが悪い」と感じる声が多数です。
都市部や家族用に選ぶと、この3点がストレスとなり「別のSUVにしておけば良かった」という後悔に直結しやすい傾向があります。
でかすぎるため、駐車場に停めにくいのと、小回りが全然ききません。
何気に荷台の積載能力が低い。キャノピー付けるのがよくわかる。
後席背もたれの角度
意外と物がのらん。サンバーのほうが便利。
後方視界ゴミ。ルームミラーの意味ない。
車幅は良いけど全長長い。駐車に気を遣う事が多々ある。
フロントの長さをもう少し改善できないもんだろうか。
車格の割に中はコンパクトカーサイズ。荷台も微妙に短いから長尺品を運ぶ際に結構困る。
立体駐車場は止められない時が多々ある
後部座席はそんなに広くないから大人5人は長時間乗れないと思う
不満点は「サイズ・乗り心地・維持費」に集中しています。
狭い道路や頻繁な駐車を伴う使い方では後悔リスクが高いため用途を見極めることが重要です。
ハイラックスを買って満足している人の良い口コミまとめ
満足派は高い走破性と1t級の積載力がもたらす頼もしさを最大の魅力と語ります。
大排気量ディーゼルのトルクとフレーム構造により、オフロードでも荷物でも「壊れない」安心感があることが評価ポイントです。
さらに中古市場で値落ちしにくいリセールの強さが長期保有派の心をつかんでいます。
ランクル150やFJ等トヨタ車の4駆はほぼ所有してましたが。
ハイラックスは乗り続けていくでしょう!!
乗り心地も良く、5人家族での遠出も苦にはならない
燃費も良く軽油なので維持がしやすい税金が安い!
なんと言っても、荷台で作業や荷台に座りながらコーヒー飲んだり趣味を満喫出来るファミリーカーってハイラックス意外なくないですか?
360度見てもかっこいい飽きが来ないデザイン洗練されてます。
悩んでる方!試乗してみてください!
欲しくなりますよ〜
車体の大きさの割には燃費がいいのと、なんと言っても荷台があるので色々な物を積み込めるのが嬉しい😆汚れた物も車内に入れずに荷台に積めるので最高です
雪道や林道等オフロードの走破性抜群でアウトドア好きのいい相棒です!
人とかぶらず、ゆっくり走っても煽られることもありません。
リセールもいいです。
デカイ、ゴツイ、楽しい!
トランポとしてもGood✌️
舗装路も悪路も道を選ばずドライブ出来る。
ディーゼルなのに静か!
優れた耐久性を持ち
世界中で乗られている車
ディーゼル
でかさ
高評価の共通点は「走破性・積載力・リセール」の3つに集約されます。
悪路走行やアウトドア、仕事で荷物を多く運ぶユーザーほど満足度が高いピックアップトラックです。
ハイラックスと「三菱トライトン」「トヨタランドクルーザープラド」「トヨタRAV4 Adventure」の違いを比較|選ぶならどっち?
ハイラックスを検討する際によく比較されるライバル車としては、「三菱トライトン」「トヨタランドクルーザープラド」「トヨタRAV4 Adventure」などが挙げられます。
ここでは、それぞれのライバル車と比べて「価格」「性能」「用途」などにどのような違いがあるのかを、わかりやすく比較していきます。
ハイラックス vs 三菱トライトンを比較|選ぶならどっち?
比較項目 | ハイラックス | 三菱トライトン |
---|---|---|
車両価格 | 約353万〜431万円 | 約482万〜596万円 |
全長/全幅 | 5,325mm / 1,900mm | 5,390mm / 1,865mm |
WLTC燃費 | 11.7km/L | 10.9km/L |
トライトンは最新世代の2.4Lディーゼルエンジンと電子制御4WDにより、高いオフロード性能を持っています。
一方で、ハイラックスは価格が抑えめで、国内のアフターパーツが豊富なうえ、リセールバリューにも優れています。
最新装備や走破性を重視するならトライトン、コストパフォーマンスやカスタム自由度を求めるならハイラックスがおすすめです。
ハイラックス vs トヨタランドクルーザープラドを比較|選ぶならどっち?
比較項目 | ハイラックス | ランドクルーザープラド |
---|---|---|
取り回し | 最小回転半径6.4m | 最小回転半径5.8m |
乗員快適性 | 商用トラック由来のリーフ式サスペンションでやや硬め | 5/7人乗り・ラダーフレームSUVで快適装備が充実 |
荷物スペース | 1,000kg積載可能なオープンデッキ | 最大1,833Lの密閉ラゲッジスペース |
プラドは室内の快適性や取り回しの良さで優れていますが、オープンデッキのような積載自由度は限定的です。
ハイラックスは荷物の出し入れがしやすく、長尺物や汚れ物も気にせず積載できる点が特徴です。
ファミリーでの快適な移動を重視するならプラド、荷台作業やアウトドアギアの積載を重視するならハイラックスがおすすめです。
ハイラックス vs トヨタRAV4 Adventureを比較|選ぶならどっち?
比較項目 | ハイラックス | RAV4 Adventure |
---|---|---|
街乗り燃費 | 11.7km/L(軽油) | 15.2km/L(レギュラー) |
乗り心地 | リアリーフサスで跳ねやすい | 乗用SUVサスペンションで快適 |
維持費 | ディーゼル特有の税金や大型タイヤで高め | 2.0L+ハイブリッド設定で税金・消耗品コストが抑えめ |
RAV4 Adventureは燃費性能や乗り心地の良さが光り、都市部での日常利用に適しています。
一方で、ハイラックスは優れた耐久性と1トン積載が可能な荷台により、趣味や業務用途にも対応できる実用性を持っています。
燃費や街乗りの快適さを重視するならRAV4、積載力やタフさを求めるならハイラックスがおすすめです。
ハイラックスをおすすめする人/おすすめしない人
ハイラックスは唯一無二のピックアップとして、抜群の積載力と悪路走破性を誇ります。
その一方で、全長5m超のサイズ感や商用車ベースの乗り心地がハードルになるため、用途に応じた慎重な判断が求められます。
おすすめする人 | おすすめしない人 |
---|---|
バイク・MTB・キャンプ道具など大型荷物を積むアウトドアユーザー | 月極や立体など狭い駐車場を日常的に使う都市部在住者 |
林道・雪道・砂地など悪路を頻繁に走る方 | 家族の乗り心地や静粛性を最優先するファミリードライバー |
長く乗り続ける前提で耐久性やリセール価値を重視する方 | ランニングコストを抑えたい燃費・税金重視のユーザー |
ハイラックスは、「大荷物×本格オフロード性能」を両立したい方にとって、唯一無二の相棒となる1台です。
ハイラックスのよくある質問
ハイラックスの実燃費はどれくらいですか?
口コミでは街乗り9〜10km/L、高速巡航で12〜13km/L前後が多く、カタログ値に近い数字で落ち着く傾向があります。
2.4Lディーゼルターボの低回転トルクが効率に寄与する一方、ルーフラックや大型タイヤ装着で悪化するケースも報告されています。
「WLTCモード燃費は11.7km/L(Z“GR SPORT”[ディーゼル・6AT・2WD])」
参照元:トヨタ ハイラックスの価格・新型情報・グレード諸元 価格.com
ハイラックスは街乗りに使いにくいですか?
全長5,335mm・全幅1,855mmのボディは一般的な駐車枠(5,000mm×1,850mm)を超えるため、立体駐車場やコインパーキングで制限に掛かりやすいです。
最小回転半径6.4mと小回りも大型SUV並みなので、都市部で毎日使うなら駐車場と通勤ルートを事前に確認しておくと安心です。
「街乗りをすると駐車場などに困ることもあります」
参照元:トヨタ公式サイト|ハイラックス
ハイラックスの乗り心地は改善できますか?
空荷時に跳ねるリアリーフサスは、TRDショックやエアスプリング装着で突き上げを緩和した事例が多く見られます。
タイヤを18→17インチへインチダウンし扁平率を上げる方法も定番で、費用は10〜20万円程度とされ、家族同乗時の不満を軽減したいユーザーに選ばれています。
「TRDパーツにはコンフォート重視のサスペンションキットを設定」
参照元:Sportivoサスペンションセット | TRD
ハイラックスの維持費はどのくらい掛かりますか?
1ナンバー登録のため自動車税28,500円、重量税年16,400円相当で、商用タイヤ4本交換とディーゼル専用オイル交換を含む車検で10万円超の出費になるケースが一般的です。
燃料単価が安い軽油を使っても年間走行1.5万kmで総燃料費約18万円と試算され、ミドルSUVより高止まりしやすい点に注意が必要です。
「ハイラックスは1年ごとになりますが12,300円、2年分とすれば24,600円。
車検をどこかに出すとすれば、整備基本料と代行料が2倍かかることになります。
それを1回3万円とすれば、重量税の差は消え、車検単独で見ればハイラックスの方が高くなります。
ユーザー車検とかで整備料、代行料を抑えることができれば逆転しますが。」
参照元:『ハイラックス維持費。JEEPのラングラーと比べてど…』 トヨタ ハイラックス のみんなの質問
ハイラックスのリセールバリューは高いですか?
東南アジア・オセアニア向け中古需要が旺盛なため、5年落ちでも新車価格の51〜91%で取引される例が多く、ピックアップではトップクラスの残価率を示します。
一方で盗難ランキング上位常連車でもあるので、ハンドルロックやGPS追跡装置など盗難対策を徹底することが推奨されています。
「リセールバリュー 51.2%〜 91.1%」
参照元:5年落ちのハイラックス(トヨタ)の基本情報