「GRカローラって街乗りや通勤にも使えるの?」
「価格に見合うパフォーマンスや満足感が本当にある?」
「維持費や扱いにくさで後悔しないか不安…」
トヨタが誇るホットハッチ「GRカローラ」は、圧倒的な加速性能と四輪駆動による走りの安定感が魅力のモデルです。
しかしその一方で、「やめとけ」や「買って後悔した」といった口コミもSNSやレビューで見受けられます。
この記事では、GRカローラの購入を検討している方に向けて、以下の3つの視点から冷静に解説します。
- GRカローラで後悔した人の口コミ
- 満足しているユーザーのリアルな声
- ライバル車(シビックタイプRやスバルWRX S4など)との性能比較
走行性能に特化した名車である一方、万人受けする車ではありません。
実用性や快適性を重視する人にとっては、後悔する可能性もあります。
この記事を通じて、GRカローラがあなたの用途や価値観に合った車かどうかを判断していただけます。
GRカローラがやめとけと言われる理由は「価格の高さ」「乗り心地」「日常使いの不便さ」の3つ
実際の口コミでは、価格に対するコスパの問題や、街乗りでの快適性の低さ、日常使いでの扱いにくさに関する意見が目立ちます。
ここでは、「やめとけ」と言われる代表的な3つのポイントを詳しく見ていきましょう。
①価格の高さ|カローラの名を冠していても500万円超えで手が出しにくい
GRカローラはカローラシリーズでありながら、価格は約500万円〜と非常に高額です。
「カローラ=手頃」というイメージとは真逆の価格設定に驚く人も多く、値段とネームバリューのギャップに違和感を覚える口コミも見受けられます。
また、保険料やタイヤ代など維持費も高めで、気軽に乗れる車ではない点もネックになっています。
走行性能に魅力を感じる人には納得の内容でも、日常使い重視のユーザーには割高感が否めません。
②乗り心地|スポーツ仕様の足回りで快適性は低め
GRカローラはあくまで“走るための車”であり、乗り心地はかなり硬めです。
街中の段差や荒れた舗装路では、衝撃が直に伝わりやすく、快適とは言いづらい仕様になっています。
特に同乗者にとっては、「乗り心地が悪くて疲れる」といったネガティブな意見が多いのが実情です。
快適性よりもドライビングプレジャーを重視した設計なので、普段使いの車として選ぶには注意が必要です。
③日常使いの不便さ|小回りや燃費、荷室の狭さに不満も
GRカローラは高性能な一方で、日常的な利便性には課題があります。
最小回転半径は5.7mと大きめで、狭い道や駐車場での取り回しに苦労するという声も。
さらに、燃費性能はWLTCモードで12.4km/Lと控えめで、街乗り中心では実燃費が10km/Lを下回ることもあります。
荷室容量もハッチバックとしては平均以下で、日常的に荷物を多く載せる人には不向きです。
GRカローラを買って後悔した人の悪い口コミまとめ
GRカローラは走行性能に特化した魅力的な車ですが、価格の高さや乗り心地の硬さ、日常使いでの扱いにくさなど、実用面での不満が理由で後悔する声も見られます。
以下に、実際に「買って後悔した」と感じたユーザーの口コミを紹介します。
GRヤリスと比べると、200キロ重いのは走りだしから感じます。
引用元:みんカラ GRカローラの口コミ
ロードノイズ、荒れた路面のタイヤノイズは苦痛
額縁が広くて小さい画面のナビ、内装の質感
高速巡航用のハイギアが無い
運転席周りに少ない収納
引用元:みんカラ GRカローラの口コミ
家族を乗せるには、ちょっとサスの突き上げ感が強い感じがしますので、この値段ならタイプRのように電子制御ダンパーをつけていただきたかった。
ヒールアンドトゥの感覚がフルブレーキングを想定しているようで、私にはちょっと合わなかったので、クスコのペダルで調整しました。
リアシートのヘッドレストが大きく後方視界が少し悪いこと。
リアドアの出っ張りが大きく開口度も少ないので、乗り降りが少し大変なこと。
シフトノブを触って運転する癖が私はあるので、ずっと持っていると、ベタベタひっつく感じがしてしまうこと。
1番不便なのは10.5インチモニターがでかく、視界を少し遮ること。
JBLのスピーカーをつけたにもかかわらず、音質が悪く、しかもイコライザー操作ができないので MFゴーストのユーロビートを楽しく聞けないこと。
ブレーキダストがひどいですが、ディスクを攻撃したくないので、パッド交換を悩んでおります。
引用元:みんカラ GRカローラの口コミ
思ったより積めないトランク
ディーゼルエンジンのようなアイドリング音
DATのセッティング(ハイギア選択出来ない)
引用元:みんカラ GRカローラの口コミ
トランクの床が高いので積めない。ハッチの裏の空間が勿体無い。
引用元:みんカラ GRカローラの口コミ
口コミを見てみると、カローラらしからぬ高価格や街乗りでの快適性の低さ、日常の使い勝手に難があるといった不満が多く寄せられていました。
通勤や街乗りといった用途で使いたい方には、GRカローラの性格が合わず、後悔に繋がる可能性があります。
GRカローラを買って満足している人の良い口コミまとめ
一方で、GRカローラに満足しているユーザーからは、圧倒的な加速性能や4WDによる走行安定性、操作性の高さなど、走りの楽しさに対する評価が非常に高いです。
以下に、実際の満足した口コミを紹介します。
車好きしかわからない車。
パワーはもちろんですが、何しろ剛性が高く、ピロの足周りなので思うように操作ができます。
またサイドブレーキの効きが素晴らしいので、ちょこちょこ引いてしまう癖がついてしまいました。
プレシャスメタルのせいもあり、グラマラスな外観。
佐々木さんのgrow のリアスポイラーをつけたので、迫力がありマフラー3本と言うこともあり、後ろにつく車はいつも離れています。
運転支援がついているので、サーキットの帰りなども楽でした。
実際サーキットを走ってみると、もっとパワーが欲しくなるのは不思議な感覚ですが、ジムカーナなどでもっとうまく操れたらいいなと思い練習に行きたいと思います。
引用元:みんカラ GRカローラの口コミ
ありえないボディ剛性
素晴らしいブレーキ
オンザレールな脚周り
出来の良いシート
赤いシートベルト
引用元:みんカラ GRカローラの口コミ
希少車ゆえにとにかく査定額が高いし落ちない!初代は10カ月、1万キロ弱乗ってすっぴんの定価以上で売れました。
引用元:みんカラ GRカローラの口コミ
運転がとても楽しい!
スキー板が載る!
初のターボ、加速Gに驚き
引用元:みんカラ GRカローラの口コミ
エアインテークや清流の為のダクトがアクセントになってフォルムデザインがとても良いです!
パワーユニットも300馬力越えで、非常にパワフルで走りやすくて、気に入っています!
引用元:みんカラ GRカローラの口コミ
満足している人の多くは、「走るための車」としての完成度や、ドライバー主体の設計に大きな魅力を感じているようです。
走りを楽しみたいスポーツ志向のドライバーにとっては、GRカローラは唯一無二の存在となるでしょう。
GRカローラと「WRX S4」「シビックタイプR」「GRヤリス」の違いを比較|選ぶならどっち?
GRカローラを検討する際によく比較されるライバル車としては、「WRX S4」「シビックタイプR」「GRヤリス」などが挙げられます。
ここでは、それぞれのライバル車と比べて「価格」「走行性能」「実用性」などにどんな違いがあるのかをわかりやすく比較します。
GRカローラ vs WRX S4を比較|選ぶならどっち?
比較項目 | GRカローラ | WRX S4 |
---|---|---|
価格 | 525万円〜 | 約460万円〜 |
走行性能 | 1.6Lターボ+4WD(304馬力) | 2.4Lターボ+AWD(275馬力) |
実用性 | 5ドアハッチバックで荷室はやや小さめ | セダン型でトランク容量に余裕あり |
WRX S4は高出力AWDとセダンの快適性を両立した万能スポーツモデルです。
一方でGRカローラはよりレーシーで刺激的なハンドリングとコンパクトな機動力が魅力。
快適性や日常性能を重視するならWRX S4、走る楽しさを追求したいならGRカローラ
GRカローラ vs シビックタイプRを比較|選ぶならどっち?
比較項目 | GRカローラ | シビックタイプR |
---|---|---|
価格 | 525万円〜 | 499万円〜 |
パワートレイン | 1.6Lターボ+4WD(304馬力) | 2.0Lターボ+FF(330馬力) |
乗り味 | タイトで硬派なスポーツ仕様 | FF最速級でサーキット性能重視 |
シビックタイプRはFF最強クラスのハンドリングと高出力が特長で、サーキット志向のファンに支持されています。
GRカローラは4WDによる安定性とトラクション性能が強みで、異なる方向性のスポーツ性能を持ちます。
前輪駆動の限界に挑みたいならタイプR、悪路や全天候対応の走りを求めるならGRカローラ
GRカローラ vs GRヤリスを比較|選ぶならどっち?
比較項目 | GRカローラ | GRヤリス |
---|---|---|
価格 | 525万円〜 | 265万円〜(RS)〜456万円(RZ) |
走行性能 | 1.6Lターボ+4WD(304馬力) | 同じ1.6Lターボ+4WD(272馬力) |
使い勝手 | 5ドア・後席や荷室も実用的 | 3ドア・後席と荷室は狭め |
GRヤリスはWRC直系のコンパクトスポーツとして評価されており、より軽量・硬派な走りが魅力です。
GRカローラはヤリスの兄貴分として実用性と快適性もバランス良く進化しています。
コストを抑えつつ走りを楽しみたいならGRヤリス、日常性とパフォーマンスの両立を求めるならGRカローラ
GRカローラをおすすめする人/おすすめしない人
GRカローラは圧倒的な走行性能を備えたホットハッチであり、ドライビングプレジャーを求める人には非常に魅力的な1台です。
一方で、価格や乗り心地、日常使いのしやすさに課題があり、使い方によっては後悔の原因にもなり得ます。
おすすめする人 | おすすめしない人 |
---|---|
走行性能や加速の刺激を重視する人 | 街乗りや通勤をメインに使いたい人 |
スポーツカー的な運転体験を求めている人 | 静粛性や乗り心地を重視する人 |
趣味性の高いセカンドカーとして考えている人 | 荷物の積載や小回りを重視する人 |
GRカローラは「走りを楽しむための車」としては非常に優秀ですが、実用性や快適性を求めるなら慎重な検討が必要です。
GRカローラのよくある質問
GRカローラは普段使いに向いていますか?
GRカローラは高性能なスポーツモデルのため、日常使いではやや扱いづらさがあります。
乗り心地は硬めで燃費も控えめ、小回りもしにくいため、街乗り中心の用途では不便を感じることもあります。
「最小回転半径は5.7m、WLTCモード燃費は12.4km/L」
参照元:トヨタ公式|GRカローラ
GRカローラの価格はどれくらいですか?
新車価格は約525万円からと、一般的なカローラと比較して大幅に高く設定されています。
性能や専用装備を考慮すれば妥当ですが、「カローラ」という名前からは想像しにくい高額車種です。
「GRカローラ RZの車両本体価格:5,250,000円」
参照元:トヨタ公式|GRカローラ 価格・グレード
GRカローラの乗り心地は快適ですか?
スポーツモデルのため、足回りは非常に硬く設計されており、段差や荒れた路面では突き上げを感じやすいです。
長距離移動や街乗りでは疲れやすく、同乗者から不満が出やすい傾向があります。
「走行性能重視の専用サスペンションを採用」
参照元:トヨタ公式|GRカローラ 走行性能
GRカローラの燃費は悪いですか?
WLTCモード燃費は12.4km/Lと、一般的なガソリン車よりやや劣ります。
特に街乗りでは10km/Lを下回ることも多く、燃費を重視する人には不向きな車種です。
「GRカローラ RZ:WLTCモード燃費12.4km/L(国土交通省審査値)」
参照元:トヨタ公式|GRカローラ 走行性能
GRカローラは初心者でも運転できますか?
操作性は優れていますが、6速MTのみの設定や高出力エンジンにより、運転にある程度の技量が求められます。
スポーツカーに慣れていない初心者にはややハードルが高く、練習や慣れが必要です。
「6速マニュアルトランスミッション(iMT)を採用」
参照元:トヨタ公式|GRカローラ 走行性能