「スペーシアベースって普段使いにも便利なの?」
「価格の割に装備や使い勝手が物足りないって本当?」
「維持費や走行性能に不満が出て後悔しないか心配…」
スズキの軽バン系モデル「スペーシアベース」は、荷室の広さやフラットな床面、アレンジ性の高さが魅力とされる一方で、SNSやレビューサイトでは「やめとけ」「買って後悔した」といった声もちらほら見受けられます。
商用車ベースながらも自家用ユースに人気が広がるなか、その実力とギャップを正しく理解しておくことが、後悔しない選択につながります。
本記事では以下の3点を中心に、スペーシアベースのリアルな評価を徹底調査します。
- スペーシアベースで後悔した人の口コミ
- 買って満足している人のリアルな声
- よく比較される他車との性能の違い
用途や期待値にミスマッチがあると、想像以上に不満が出やすいのがスペーシアベースの特徴です。
逆にライフスタイルにハマれば、満足度の高い一台になる可能性も十分にあります。
この記事を読めば、あなたにとってスペーシアベースが「買い」かどうかの判断材料がきっと見つかるはずです。
スペーシアベースがやめとけと言われる理由は「加速性能」「乗り心地」「価格設定」の3つ
実際の口コミでは、走行性能の弱さや快適性の物足りなさ、価格に対する不満などの声が多く見受けられます。
ここでは、特に多くの後悔ポイントとして挙がる3つの要素について、具体的に見ていきましょう。
①加速性能|NAエンジンのため、高速や坂道では非力に感じる
スペーシアベースは自然吸気(NA)エンジンを搭載しており、ターボモデルの設定がありません。
荷物を積んだ状態や登坂時には、明らかにパワー不足を感じるという口コミが多く、特に高速道路の合流や追い越しでは不安が残るという声が目立ちます。
街乗りではそれほど気にならないものの、長距離移動や多用途で使いたい人にとっては物足りなさが否めません。
②乗り心地|商用ベースの足回りで、長時間運転には疲れやすい
スペーシアベースは軽バンベースということもあり、サスペンションはやや硬めで路面の凹凸を拾いやすいです。
「跳ねる感じがする」「後部座席に乗せた家族から不評だった」といった口コミも見受けられ、快適性を重視する人には合わない可能性があります。
特に日常的に長時間運転する人にとっては、体への負担が気になるポイントになりがちです。
③価格設定|装備の割に割高感があり、コスパに疑問の声も
スペーシアベースは実用性の高さが売りですが、グレードによっては価格が150万円を超えるモデルもあります。
「この装備内容でこの価格は高い」「ライバル車の方がコスパが良い」といったコストパフォーマンスへの不満がSNSやレビューで多く見受けられます。
見た目や機能がシンプルな分、どうしても「割高に感じる」という評価につながりやすいようです。
スペーシアベースを買って後悔した人の悪い口コミまとめ
スペーシアベースを購入したものの、実際に使ってみて「思っていたのと違った」と感じたユーザーも少なくありません。
加速性能の非力さや乗り心地の硬さ、そして価格に対する装備内容の乏しさに対する不満の声が目立ちます。
ここでは、実際のオーナーが感じた後悔の声を5つ紹介します。
やはりノンターボは非力です。
高速道路はストレス以外の何者でも有りません。
燃費も最近の軽自動車hybridに比較すればかなり悪いです。
引用元:みんカラ スペーシアベースの口コミ
さんざん言われてますがターボの設定がないので力不足を感じる場面がある。あとCVTの設定のせいか加速の初期反応が鈍い。(スベッてるような感覚)
引用元:みんカラ スペーシアベースの口コミ
後部座席に人が乗れない、出足が悪め、アームレストが無く肩がこる、少しの段差で車全体が揺れる、エアコンの風量が弱く酷暑日は乗れないレベル、後方確認しづらい。
引用元:みんカラ スペーシアベースの口コミ
内装がちゃっちい。プラスチック感が強い。ロックした際サイドミラーを畳まない。横からあるいは後ろから見たデザインがダサい。ホイールはあれでもアルミらしいがベース用に工夫されているわけでもなく、超ダサい。(すぐに交換する必要あり)後席狭いのはわかっていて選んだのでそれは仕方ない。
リアドアはなぜか右側スライドドアだけが電動オート。右側は自分の力で閉めるから左側を電動にしてほしい。バンだからと言ってもそこの意味が分からない。
引用元:みんカラ スペーシアベースの口コミ
内装は物凄くチープ、軽貨物車と考えれば妥当ですが、少しづつカスタムしたいです。
走りはエアコンOFFなら何とか・・・想定内ですが。
折角のアルミホイールですが、鉄チンにしか見えないデザイン。
アームレスト欲しい、右腕のドアの肘掛けもカチカチで痛くなる。
総じて、走行性能・乗り心地・価格に対するギャップが「後悔」の主な要因になっているようです。
通勤や長距離利用、家族での快適な移動を重視する人にとっては、購入前に慎重な検討が必要です。
スペーシアベースを買って満足している人の良い口コミまとめ
一方で、スペーシアベースに高い満足感を得ているユーザーも多数います。
荷室の使い勝手や車中泊アレンジ、商用車らしい無駄のなさなど、明確な目的にマッチすれば非常に魅力的な一台という声も多いです。
ここでは、満足しているユーザーの口コミを5つ紹介します。
商用でありながら、乗用チックなところ。
荷室が色々アレンジできて楽しい。
『こう見えて商用バンなんすよ』ってドヤれる(笑)
引用元:みんカラ スペーシアベースの口コミ
あまり手をかけずに車内アレンジができること
引用元:みんカラ スペーシアベースの口コミ
前席に関しては乗用車に乗っている感覚で乗り心地も良いところ。
外観が商用車っぽくないところ。
カスタム顔でグリルがブラックになっているところ(メッキパーツを多用するのが元々好きでは無い為)
シンプルなのに自分の欲しい装備品のポイントが押さえられているところ。(フロントIRカットガラス&クルーズコントロール)
引用元:みんカラ スペーシアベースの口コミ
カスタムベースなので、アフターパーツが豊富なのは嬉しい。
商用車で、安価な車両なのにカメラ式のクルーズコントロールや、オートライト、シートヒーター、ドアクローザー、USBなど、欲しい装備は標準で装備されてるのは嬉しい。
引用元:みんカラ スペーシアベースの口コミ
4ナンバーを見ない限り商用車には見えない。
乗り心地も普通のスペーシアと変わらないし、エンジンが座席下ではないので静かです。
リアのマルチボードのアイデアは素晴らしい。
引用元:みんカラ スペーシアベースの口コミ
シンプルで自由度の高い使い方ができる点に魅力を感じている人が多く、使い道が明確なユーザーほど満足度が高い傾向にあります。
キャンプや趣味の荷物運び、ソロでの移動が多い方には、非常にフィットする車種といえるでしょう。
スペーシアベースと「N-VAN」「ハスラー」「タント」の違いを比較|選ぶならどっち?
スペーシアベースを検討する際によく比較されるライバル車としては、「N-VAN」「ハスラー」「タント」などが挙げられます。
ここでは、それぞれのライバル車と比べて「価格」「性能」「用途」などにどんな違いがあるのかをわかりやすく比較します。
スペーシアベース vs N-VANを比較|選ぶならどっち?
比較項目 | スペーシアベース | N-VAN |
---|---|---|
価格帯 | 約138〜156万円 | 約133〜168万円 |
走行性能 | NAのみ/やや非力 | NA+ターボ選択可/力強い |
積載性 | フラット床で積みやすい | 助手席ダイブダウンで長尺物◎ |
N-VANは助手席を倒して使える圧倒的な積載性が特徴です。
一方のスペーシアベースは全席独立で快適性重視ながら、走行性能でやや劣ります。
積載性や走行性能を重視するならN-VAN、普段使いとのバランスを求めるならスペーシアベースです。
スペーシアベース vs ハスラーを比較|選ぶならどっち?
比較項目 | スペーシアベース | ハスラー |
---|---|---|
乗り心地 | やや硬め/跳ねやすい | 乗用車寄りで快適 |
使い勝手 | 広い荷室と多彩なアレンジ | 後席スライドあり/多機能 |
走行性能 | NAのみ/非力な場面も | NA+ターボあり/安定感あり |
ハスラーは軽クロスオーバーSUVとして街乗り・遠出どちらにも対応できる万能型です。
スペーシアベースは荷室優先の作りで、快適性や走行性能では劣ります。
快適な日常使いを重視するならハスラー、積載重視ならスペーシアベースが最適です。
スペーシアベース vs タントを比較|選ぶならどっち?
比較項目 | スペーシアベース | タント |
---|---|---|
快適性 | 硬めの足回りでやや不向き | 柔らかく静粛性も高い |
室内空間 | 荷室優先の設計 | スライドドア&開放感ある室内 |
価格帯 | 約138〜156万円 | 約135〜185万円 |
タントは乗用ミニバンのような快適性と室内空間の広さが魅力です。
スペーシアベースはあくまで荷室重視で、乗り心地や装備面ではシンプルです。
家族での快適な移動を重視するならタント、シンプルで多目的に使いたいならスペーシアベースが適しています。
スペーシアベースをおすすめする人/おすすめしない人
スペーシアベースは、荷室の広さやフラットな床など、軽バンならではの実用性が魅力の一方で、走行性能や快適性には注意が必要です。
口コミやスペック、使い勝手をもとに、「どんな人にフィットするか/しないか」を以下に整理しました。
おすすめする人 | おすすめしない人 |
---|---|
荷室の広さを重視したい人 | 高速道路や坂道を頻繁に使う人 |
ソロキャンプや車中泊などの趣味用途に使いたい人 | 長距離運転や乗り心地を重視する人 |
装備よりもシンプルで汎用的な車が欲しい人 | 価格に対して高い装備レベルを求める人 |
スペーシアベースは「荷物が積めて、使い方の幅が広い軽バン」を探している人におすすめの1台です。
スペーシアベースのよくある質問
スペーシアベースの加速性能は悪いですか?
スペーシアベースは自然吸気(NA)エンジンのみの設定で、ターボ仕様が存在しません。
特に高速道路の合流や登坂路では、パワー不足を感じる場面があるという声が目立ちます。
走行性能を重視する方には、物足りなさを感じる可能性があります。
スペーシアベースは乗り心地が悪いって本当?
商用車ベースの設計のため、足回りはやや硬めで、路面の凹凸を拾いやすい傾向があります。
短距離であれば問題ないものの、長時間運転では疲れやすいと感じる人もいます。
快適性を重視する使い方には、やや不向きといえます。
スペーシアベースの価格は高いですか?
スペーシアベースは装備内容の割に価格が高めと感じる人も多く、上位グレードでは150万円を超えることもあります。
機能面でのシンプルさとのバランスに疑問を感じる声も見られます。
コスパ重視の人には慎重な検討が必要です。
スペーシアベースはどんな人におすすめですか?
シートを倒してフルフラットになる荷室や、アレンジの自由度が高い設計は、趣味やレジャー、仕事で荷物を多く積む人にとって非常に魅力的です。
簡易キャンプや車中泊に使いたい人にも人気があります。
道具や荷物を頻繁に載せるライフスタイルの人にはぴったりの一台です。
スペーシアベースは日常使いに向いていますか?
コンパクトなボディサイズと見切りの良さから、街中での取り回しは良好です。
ただし、快適性や加速力を求める使い方では不満が出ることもあるため、用途に応じた判断が必要です。
近距離移動や荷物運搬中心の用途には適しています。