「トライトンって普段使いにも向いてるの?」
「価格に対して装備や乗り心地は満足できる?」
「維持費やサイズ感で後悔しないか不安…」
三菱の本格ピックアップトラック「トライトン」は、悪路走破性と積載力を兼ね備えた無骨な一台として根強い人気があります。
2024年にフルモデルチェンジされ、日本市場に再導入された新型トライトンは注目を集めている一方で、「やめとけ」「買ったら後悔した」といった否定的な口コミも少なくありません。
この記事では、トライトンを実際に購入・検討したユーザーの声をもとに、どんな人にはおすすめできないのか、他車との違いも交えてわかりやすく解説します。
- トライトンで後悔した人の口コミ
- 買って満足している人のリアルな声
- よく比較される他車との性能の違い
見た目やイメージで選ぶと、日常使いとのギャップに後悔する可能性があります。
この記事を読めば、トライトンが自分のライフスタイルに本当に合った車かどうかが判断できます。
トライトンがやめとけと言われる理由は「車体の大きさ」「乗り心地」「価格と維持費」の3つ
実際の口コミでは、日常での取り回しの悪さや、快適性の低さ、そしてトータルコストの高さなどがネックとして挙げられています。
ここでは、特に「やめとけ」と言われる理由として多い3つのポイントを詳しく解説します。
①車体の大きさ|都市部や普段使いでは不便さを感じやすい
トライトンは全長約5,320mm・全幅1,865mmと、国産車としてはかなり大柄な部類に入ります。
「駐車場に入らない」「立体駐車場は完全にNG」「狭い道で気を使う」といった口コミが多く、日本の道路事情に合わないという意見も目立ちます。
特に都市部での使用や通勤・買い物メインの場合、扱いにくさがストレスになることも。
「見た目がカッコいい」だけで選ぶと後悔する要因になりやすいです。
②乗り心地|リアリーフサスの影響で振動や跳ねを感じやすい
トライトンは商用車的な設計がベースで、リアサスペンションはリーフリジッド式。
「後席の跳ね上がりが気になる」「段差で突き上げが大きい」といった声が多く、家族での乗用用途には向かないと感じる人もいます。
オフロード性能は高い一方で、舗装路での快適性はSUVに比べて見劣りします。
普段の移動で静かさや滑らかな乗り味を求める人には不向きかもしれません。
③価格と維持費|初期費用も高く、維持コストもかさみやすい
新型トライトンの価格は約440万円〜と、見た目以上に高価格帯です。
さらに3ナンバーのディーゼル車となるため、自動車税や燃料代もそれなりにかかります。
燃費はWLTCモードで11〜12km/L程度と、近年のSUVやハイブリッド車と比べると見劣りします。
「思ったよりお金がかかる」「趣味車として割り切らないとキツい」といった口コミもあり、コスパ重視の人にはおすすめしづらい一台です。
トライトンを買って後悔した人の悪い口コミまとめ
トライトンを購入したユーザーからは、車体サイズの大きさによる扱いづらさや、乗り心地の悪さ、価格や維持費の高さについて不満の声が多く聞かれます。
とくに日本の道路事情や日常使いを前提としたユーザーにとっては、ピックアップトラック特有の使い勝手がマイナスに感じられるようです。
豪華装備と先進安全装備ゆえの高価格
5m近い全長と小回りが利かないので取り回しが大変
引用元:みんカラ トライトンの口コミ
都内の駐車場は困る
引用元:みんカラ トライトンの口コミ
乗り心地が少し固め、不快まではないが段差で突き上げはあります。
引用元:みんカラ トライトンの口コミ
お世辞にも安いとは言えない価格の割にはな内装、装備。
あとは乗り手を選ぶボディーサイズ、その割に載せれない人や荷物ってところでしょうか。
後は3速から4速へのギヤ比に関してはなんかミスってない?って思えるミッションの繋がり具合です。
しかし、補って余りある魅力はありますよ。
引用元:みんカラ トライトンの口コミ
サイズの大きさ・快適性の低さ・維持費の重さなどがネックとなり、「日常使いには厳しい」と感じる声が目立ちます。
見た目やアウトドア性能に惹かれて購入したものの、普段使いとのギャップで後悔するケースも少なくありません。
トライトンを買って満足している人の良い口コミまとめ
一方で、トライトンに満足しているユーザーからは、高い走破性とタフなスタイル、積載力の高さに対する評価が高い傾向があります。
アウトドアや趣味での使用を前提としたユーザーからは、「他の車にはない存在感」「悪路も安心して走れる性能」が好評です。
ピックアップトラックらしからぬ豪華な内装と先進安全装備。
2.4Lツインターボディーゼルの圧倒的なパワーとトルク。
ピックアップトラックではあるが街中でも許容できる固さのサスペンションフィール。
引用元:みんカラ トライトンの口コミ
デカい・イカツい・カッコいい!
これに尽きる。
国内最大級の車体サイズ、箱型じゃないからボディが引き締まって見える。
ラダーフレーム・ディーゼルエンジン・リーフスプリング・4輪駆動・デフロック、強力で頑丈な要素しか見当たらない
引用元:みんカラ トライトンの口コミ
・この車なら、どのような道路状況でも走破出来そうな走行性能
・内装、装備の充実度
引用元:みんカラ トライトンの口コミ
大きい割に燃費が良く、ディーゼルエンジンだという事を感じさせないような走り。
引用元:みんカラ トライトンの口コミ
〇威風堂々としたスタイリング。
デリカ程ギラ付いていないながらも存在感を存分に発揮しているフロントデザインは良いと思う。
〇装備も乗用SUV並みに豪華で他車から乗り換えても違和感なく使える。
〇リヤシートバックにちゃんと角度が付いているので、一昔前のダブルキャブのリヤシートとは段違いに快適になった。
〇2.4Lディーゼルエンジンのフィールが良く、若干聞こえるガラガラ音に目を瞑れば、パワー&トルクも車体に負けてないので、走りは十分過ぎるほど。
〇悪路走破性は言わずもがな。
引用元:みんカラ トライトンの口コミ
アウトドアや荷物運搬などの明確な用途がある人にとっては、非常に満足度の高い一台です。
走破性やタフさを重視する人には、他のSUVやミニバンでは得られない価値を感じられるでしょう。
トライトンと「ハイラックス」「ランドクルーザー250」「ジムニーシエラ」の違いを比較|選ぶならどっち?
トライトンを検討する際によく比較されるライバル車としては、「ハイラックス」「ランドクルーザー250」「ジムニーシエラ」などが挙げられます。
ここでは、それぞれのライバル車と比べて「サイズ感」「乗り心地」「コスト」などにどんな違いがあるのかをわかりやすく比較します。
トライトン vs ハイラックスを比較|選ぶならどっち?
比較項目 | トライトン | ハイラックス |
---|---|---|
全長×全幅 | 5,320mm × 1,865mm | 5,335mm × 1,855mm |
乗り心地 | リアリーフサスで硬め | リアリーフサスでやや改善されつつある |
価格帯 | 約440万〜490万円 | 約400万〜470万円 |
ハイラックスはトライトンと同様のピックアップトラックで、サイズや構造も近いですが、国内市場での実績があります。
トライトンは新型になり装備が充実した反面、乗り心地や価格面でやや上回っています。
定番・信頼性重視ならハイラックス、最新装備と個性を求めるならトライトンがオススメです。
トライトン vs ランドクルーザー250を比較|選ぶならどっち?
比較項目 | トライトン | ランドクルーザー250 |
---|---|---|
車両価格 | 約440万〜490万円 | 約520万〜700万円 |
乗り心地 | 商用寄りで硬め | オン・オフ両立の高級仕様 |
燃費 | 約11〜12km/L | 約10〜11km/L(ディーゼル) |
ランクル250は本格クロカンとしての性能に加え、快適性や装備の充実度でもトライトンを上回ります。
ただし価格は大幅に高く、維持費もトライトン以上にかかる点には注意が必要です。
快適性や高級感を求めるならランクル250、実用性と価格バランスならトライトンが最適です。
トライトン vs ジムニーシエラを比較|選ぶならどっち?
比較項目 | トライトン | ジムニーシエラ |
---|---|---|
サイズ感 | 全長5,320mmでかなり大型 | 全長3,550mmでコンパクト |
用途 | 積載+悪路向き | 悪路特化・趣味性強め |
価格帯 | 約440万〜490万円 | 約210万〜240万円 |
ジムニーシエラはコンパクトな車体と本格4WDで、アウトドアや山道に特化したモデルです。
トライトンは積載や乗車人数など多用途に対応しますが、街乗りではサイズがネックになります。
コンパクトで悪路走破を楽しみたいならジムニーシエラ、荷物や人を多く載せたいならトライトンがオススメです。
トライトンをおすすめする人/おすすめしない人
トライトンは高い走破性と積載力を備えた本格ピックアップトラックで、アウトドアや悪路走行において頼もしい存在です。
一方で、日常使用には向かない面もあり、特に「大きすぎる」「乗り心地が硬い」「維持費が高い」といった不満の声も見受けられます。
実際の口コミをもとに、どんな人に向いていて、どんな人には不向きかを以下に整理しました。
おすすめする人 | おすすめしない人 |
---|---|
アウトドアや悪路走行を重視するアクティブ派 | 街乗りや通勤など日常使いが中心の人 |
積載や牽引など、実用性を重視した使い方をする人 | 車体サイズに不安があり、狭い道や駐車場が多い人 |
見た目や存在感を重視し、趣味性の高い車を探している人 | 快適性・乗り心地・維持費の安さを求める人 |
トライトンは「走破性・積載性・無骨な魅力」を求める人にとって唯一無二の選択肢です。
トライトンのよくある質問
トライトンは日本の道路で運転しづらいですか?
トライトンは全長約5,320mm・全幅1,865mmとかなり大きなボディサイズで、都市部や狭い道路では取り回しに苦労するという声が多くあります。立体駐車場にも対応していないケースがほとんどです。
「普段使い」を重視する方には、大きさがネックになる可能性があります。
乗り心地は快適ですか?跳ねるという口コミもありますが…
トライトンは商用トラックのようなリーフリジッド式サスペンションを採用しており、舗装路では段差による突き上げや跳ねを感じやすいです。後席の乗り心地に不満を持つ人も少なくありません。
長距離移動や家族利用では、乗り心地の違和感が気になることもあります。
維持費はどれくらいかかりますか?
トライトンは3ナンバー・2.4Lディーゼルターボエンジンを搭載しており、自動車税や燃料代も相応のコストがかかります。燃費はWLTCモードで11〜12km/L前後と、経済性を重視する人にはやや不利です。
購入価格に加え、維持コストも高めな点は事前に把握しておくべきです。
トライトンはどんな人におすすめですか?
トライトンはオフロード走行や荷物の積載を重視する人、アウトドアや趣味用途で「本格派の1台」を求める方に向いています。街乗りよりも、郊外やレジャー中心の使い方で真価を発揮します。
「趣味車」「冒険用」として割り切れる人には、唯一無二の魅力があります。
トライトンとランクル70の違いは何ですか?
トライトンはピックアップトラックで積載性や荷台の実用性に優れ、ランクル70は本格クロカンSUVとして走破性と耐久性が特徴です。どちらもオフロード志向の車ですが、設計思想や使い勝手は異なります。
「積載メイン」ならトライトン、「乗員重視」ならランクル70と選び方が分かれます。