「デリカミニって街乗りでも扱いやすいの?」
「価格が高めだけど、見合った価値はある?」
「維持費や走行性能の不満で後悔しないか不安…」
2023年に登場した三菱の軽SUV「デリカミニ」。アウトドア感のあるデザインとスライドドアを両立し、ファミリー層やアクティブ派に注目されています。
しかし、発売から日が浅いとはいえSNSやレビューサイトでは「やめとけ」といったネガティブな声も見受けられ、購入を迷う方も少なくありません。
この記事では、デリカミニに関する口コミや実際のユーザーの後悔ポイントをもとに、どんな人にとって「買ってよかった」と思えるのかを検証していきます。
- デリカミニで後悔した人の口コミ
- 買って満足している人のリアルな声
- よく比較される他車との性能の違い
見た目の魅力やキャラだけで選ぶと、使い勝手とのギャップで後悔する可能性も。
この記事を読めば、デリカミニが自分の用途に本当に合っているかが明確になります。
デリカミニがやめとけと言われる理由は「価格の高さ」「走りの弱さ」「車内の狭さ」の3つ
実際の口コミでは、価格帯に対する性能や、軽自動車としての室内の使い勝手に不満を感じる声が多く見られます。
ここでは、デリカミニに対して「やめとけ」と言われる主な3つの理由を解説します。
①価格の高さ|軽自動車にしては高額で、コスパに不満の声も
デリカミニの価格はグレードによっては200万円を超え、軽自動車としては高額な部類に入ります。
「中身はeKスペースなのに、見た目代で高く感じる」「この価格なら普通車を検討する」という声も見られます。
特にオプションを充実させると乗り出し価格が250万円近くなることもあり、コスパ重視派からは敬遠されがちです。
価格に見合う価値があるかを冷静に見極める必要があります。
②走りの弱さ|SUV風デザインでも走行性能は一般的な軽レベル
見た目はオフロード感のあるSUV調ですが、実際の走行性能はeKスペースとほぼ同等。
「パワーが弱く、登り坂ではアクセルを踏み込まないときつい」「SUV感は見た目だけ」という意見も少なくありません。
4WDモデルでも本格的な悪路走行には不向きで、アウトドア仕様として期待しすぎるとギャップを感じやすいです。
街乗りがメインであれば問題ないものの、走りに期待するとやや物足りない印象です。
③車内の狭さ|外観のイメージに反して室内が広くない
デリカミニは全高が高く、見た目のボリューム感がありますが、実際の室内スペースはeKスペースと大きな差はありません。
「見た目は大きいけど後部座席が狭く感じた」「荷室も意外と積めない」という声もあります。
特にアウトドア用途や大人数での使用を考えている場合は、車内スペースに対する期待値とのギャップが後悔につながる可能性があります。
見た目以上の実用性を求める人には不向きかもしれません。
デリカミニを買って後悔した人の悪い口コミまとめ
デリカミニを購入したユーザーからは、価格の高さに対する不満や、走行性能の物足りなさ、車内空間の狭さに関する声が多く見られます。
見た目のデザインに惹かれて購入したものの、実際に使ってみると「思っていたよりも普通の軽自動車だった」と感じる人も少なくありません。
・燃費が悪い(現在12㌔程)
・タンク容量27ℓ
・USBポートがなぜか後席にある
・シートを前に送らないと、リアトランクルームに荷物ほとんど積めない
引用元:みんカラ デリカミニの口コミ
多数あり。走り出しをスムーズに加速しようとゆっくりアクセルを開けると周りに置いていかれ少し踏み込むとワンテンポ置いてドッカン(と言っても遅いが)加速。このドッカン加速と急な回転上昇をさせないようにスムーズかつ流れにのる加速をするには慎重なアクセル操作が必要。
いつも全開で加速したり、そういうギクシャクした加速を気にしない人には関係ないが。
マイルドハイブリッド機構が補機バッテリーの充電量に依存してるらしく標準装着のバッテリーではまともに作動しなかった。カオスに変えたら作動するようになったが、バッテリーを交換したらまともに動くシステムなど不要と思ってたら新型には未搭載。正解。
燃費性能は軽ハイトワゴンでは最低の部類だと思う。社用車NBOXターボをブンブン回して16.5km/Lの道のりを慎重に走って似たような燃費。高速道路では90km前後で流してて14km/L。120キロ区間なんて走ったことはないが恐らく10前後?
あと重要な部分ではウインカー。右折してハンドルが戻ったときに左に3回点滅することがある。恐らくワンタッチウインカースイッチの不具合だろうが、事故の可能性があるのにリコールになってない?
引用元:みんカラ デリカミニの口コミ
4WD×ターボというのを考えても値段は高いかな。両側電動スライドドアは全グレード標準装備にして欲しかった。
燃料タンクの容量が27Lと少ないので給油の頻度が多くなってしまうこと。
電動スライドドアに予約ロックがないこと。
助手席足元がやや狭い気がする。純正のオールウェザーマットの寸が小さい。
引用元:みんカラ デリカミニの口コミ
NAは普通に交通の流れに乗って加速するのに4,000prmは回す必要があり、全く余裕がない。
完全に重量に対してパワー不足が顕著
引用元:みんカラ デリカミニの口コミ
ハイブリッドシステムが作動しないので、燃費が凄く悪い。
このような症状の個体が数点あるようです。気付かずに乗っている人もいると思います。これはクレーム対象です。三菱の車はホント悪い。
価格は凄く高い。
CVTが悪い。これホンマにCVTか?と思うギアチェンジ。CVTは無段階だろ!
マイパイロットが馬鹿過ぎる。高速走ると凄く燃費悪い。何のためにこのシステム付いてるの?凄い回転数で加速。
引用元:みんカラ デリカミニの口コミ
特に見た目と実際の中身のギャップにガッカリする声が目立ち、価格や走りに対して過度な期待をすると後悔しやすい傾向があります。
アウトドア感やSUV風デザインに魅力を感じている方ほど、実用面とのバランスを冷静に見極めることが重要です。
デリカミニを買って満足している人の良い口コミまとめ
一方で、デリカミニに満足しているユーザーからは、見た目のかわいさと個性的なデザイン、スライドドアの利便性に対する高評価が目立ちます。
また、軽自動車ながらアウトドアスタイルを楽しめることや、日常の街乗りでの取り回しやすさに魅力を感じている人も多いようです。
スタイリングは大満足。
また思ったより静かで乗り心地の良く、燃費も通勤では20km/l前後行くので満足してます。
スライドドアがずっと欲しかったのでこれも良かった。
引用元:みんカラ デリカミニの口コミ
かわいい見た目。夜にウェルカム半目の点灯がよい。
乗り心地は若干の足のばたつきを感じるが軽自動車にしては良好な部類だと思う。
引用元:みんカラ デリカミニの口コミ
・デザイン
普通に考えればN BOXを買う方が幸せになれると思いますが、見た目が好みすぎたので、コレ一択でした。
・ステアリングヒーター
このところ選択できる車が増えてきたように思いますが、暖房が貧弱な軽自動車としてはシートヒーターとコレはありがたいです。
・乗り心地
重くて燃費が悪いことの代償として、乗り心地は良いです。
背の高い車を誤魔化さずにロールさせて曲がるといった感じのセッティングなのか、その手のコーナーリングで好評な、カングーっぽさもホンノリあります。引用元:みんカラ デリカミニの口コミ
ステアリングヒーターやシートヒーターをオンにするとすぐに暖かくなるので冬は快適です。
酷い渋滞にハマってもマイパイロットがあるので親指一つで発進停止を制御できて、疲れません。
瞳のようなヘッドライトに愛着が湧きます。
引用元:みんカラ デリカミニの口コミ
何といってもデザイン!「カッコかわいい」見た目が最高!デリカミニといえど現行デリカD:5とそんなに似ているわけではないけどちゃんとデリカらしさが出ているのが素晴らしい。SUVテイストのスーパーハイトワゴンは各社出ていますが個人的にはデリカミニ一択。
スーパーハイトワゴンでありながらカーブでも安定感があること。
シートがしっかりしていて座り心地が良い。
引用元:みんカラ デリカミニの口コミ
個性的な軽SUVスタイルを日常で楽しみたい人にとって、デリカミニは満足度の高い1台といえます。
見た目の魅力や利便性を重視するユーザーには、選んで良かったという声が多く見受けられます。
デリカミニと「タントファンクロス」「スペーシアギア」「ルークス」の違いを比較|選ぶならどっち?
デリカミニを検討する際によく比較されるライバル車としては、「タントファンクロス」「スペーシアギア」「ルークス」などが挙げられます。
ここでは、それぞれのライバル車と比べて「価格」「性能」「室内空間」などにどんな違いがあるのかをわかりやすく比較します。
デリカミニ vs タントファンクロスを比較|選ぶならどっち?
比較項目 | デリカミニ | タントファンクロス |
---|---|---|
価格帯 | 約180万〜210万円 | 約170万〜205万円 |
走行性能 | NAとターボを設定、やや非力との声も | ターボモデルは力強く、登坂も安心 |
アウトドア適性 | 4WDありだが本格オフロードは非対応 | 防水加工や低床設計で荷物の出し入れ◎ |
タントファンクロスはアウトドア向け装備や実用性に優れており、積載のしやすさが魅力です。
デリカミニはデザイン性に特徴がありますが、走りや装備面では見た目とのギャップを感じる人もいます。
装備や使い勝手を重視するならタントファンクロス、デザインや世界観を楽しみたいならデリカミニがオススメです。
デリカミニ vs スペーシアギアを比較|選ぶならどっち?
比較項目 | デリカミニ | スペーシアギア |
---|---|---|
デザイン | SUVテイストの新型軽スーパーハイトワゴン | 遊び心あるクロスオーバーデザイン |
燃費性能 | 約19.2〜20.9km/L(WLTC) | 約21.2〜22.2km/L(WLTC) |
価格帯 | 約180万〜210万円 | 約165万〜190万円 |
スペーシアギアはデザインと燃費のバランスが良く、コスパ面で評価されています。
一方、デリカミニは価格帯が高めで、燃費性能ではやや劣る傾向です。
価格と燃費のバランスを重視するならスペーシアギア、個性的な外観とブランド性を求めるならデリカミニが最適です。
デリカミニ vs ルークスを比較|選ぶならどっち?
比較項目 | デリカミニ | ルークス |
---|---|---|
室内空間 | 広さはあるが荷室はやや狭め | 後席スライド幅が大きく、荷室も柔軟 |
走行性能 | 走りはeKスペース相当で平凡 | ターボモデルは合流や登坂もスムーズ |
先進装備 | 一部グレードでADAS搭載 | プロパイロット搭載で運転支援◎ |
ルークスは先進安全装備が充実しており、快適性や走行性能でも評価が高いです。
デリカミニは見た目のインパクトが強い反面、機能面ではルークスに劣る点もあります。
先進装備や室内の快適性を重視するならルークス、アウトドア感のあるデザインを重視するならデリカミニオススメです。
デリカミニをおすすめする人/おすすめしない人
デリカミニはSUV風のデザインとスライドドアの利便性を両立した、アクティブ層向けの軽自動車です。
一方で、価格の高さや走行性能、車内空間の狭さがネックとなり、期待外れと感じる人もいます。
口コミやスペックをもとに、「どんな人に向いていて/向いていないか」を以下に整理しました。
おすすめする人 | おすすめしない人 |
---|---|
デザイン重視で、個性的な見た目の軽を探している人 | コスパや実用性を最優先する人 |
街乗り中心で、走りにあまりこだわらない人 | 登坂や高速道路の走行が多い人 |
小さな子どもがいる家庭やアウトドアが趣味の人 | 車内の広さや積載性を重視する人 |
デリカミニは「デザインと遊び心」を重視したい人にとって、唯一無二の魅力を持つ1台です。
デリカミニのよくある質問
デリカミニの価格は高すぎると言われるのはなぜ?
デリカミニはグレードやオプションによっては総額250万円近くになることもあり、軽自動車としては高額な部類に入ります。中身はeKスペースとほぼ共通なため、「見た目のデザイン代」と感じる人もいます。
価格と装備内容のバランスを重視する方には、割高に感じられるかもしれません。
デリカミニは本当にSUVっぽく走れますか?
デリカミニは見た目こそSUV調ですが、走行性能はあくまで一般的な軽ハイトワゴンと同等です。4WDモデルでも本格的なオフロード走行は想定されておらず、パワー不足を感じる場面もあります。
見た目のSUV感に期待しすぎると、実際の走行性能とのギャップを感じる可能性があります。
室内は広いですか?見た目と違って狭いという声もありますが…
デリカミニの室内はベース車のeKスペースと同等で、全高が高く見た目にボリュームはありますが、実際の車内空間は「思ったほど広くない」と感じる人もいます。特に荷室の積載量には注意が必要です。
大人数や荷物を頻繁に載せる用途には、物足りなさを感じるかもしれません。
デリカミニはどんな人に向いていますか?
街乗りメインで、スライドドアの利便性とSUV風のデザインを両立させたい方にはぴったりです。小さな子どもがいるファミリー層や、個性的な見た目を重視する人から高い支持を受けています。
「日常使い+アウトドア感のある見た目」を求める方には魅力的な一台です。
デリカミニとeKスペースの違いはどこですか?
デリカミニはeKスペースをベースに、フロントグリルやフェンダーなど外観をSUV調に仕上げたモデルです。走行性能や装備は基本的に同じですが、デザインやブランドの違いが大きな選択ポイントです。
走りや機能面では大差がないため、デザインやイメージ重視の人向けといえます。